では、実際、年金生活になった時に、どんな生活を送る事になるのか?
近年、新たな選択肢も増えているので、その一部をご紹介します。
年金受給者の新たなライフスタイルとして、近年、注目を浴びているのが、
高齢者向け住宅です。
中でも、サービス付き高齢者向け住宅は、通称、サ高住と呼ばれ、シニアに
大人気となっています。
2011年には、全国で、約3,448戸だったのが、2017年には、約225,374戸
にまで爆発的に増え、その数、なんと65倍!
高齢者向け住宅の入居者は、言う。
“毎日、楽しくてしょうがない。 天国だと思っています”
“充実しています。 もちろん、顔見たら分かるでしょ?”
そこまで人気の秘密は、一体、何なのか?
今回は、2つのタイプの高齢者向け住宅をご紹介します!
年金受給者の新たなライフスタイル、その①
まずは、至れり、尽くせりのシニア向けマンションです!
千葉県千葉市にあるシニア向け分譲マンションは、50歳から入居が可能で、
6棟のマンションに約700人が生活しています。
その大半は、退職金や持ち家を売却したお金で、こちらのマンションを購入し
月々掛かる費用は、年金でまかなっているという。
では、マンションの購入額や、月々の費用は、一体、いくらなのか?
それは、後ほど、ご紹介!
まずは、気になるお部屋を拝見! 70平米の1LDK、広さ約24畳のリビング・
ダイニングに、10畳のベッドルームに、バス・トイレ、キッチン付き!
リビングからは、晴れた日に、富士山も望める。
シニア向けマンションという事で、全部屋、床はバリアフリーになっています。
またリビングには、緊急時の呼び出しボタンが設置されています。
24時間、365日、フロントスタッフにつながり、何かあった時には気軽に相談
できるようになっています。
じつは、このシニア向けマンションの人気のヒミツは、他にもあるという。
1つ目は、50種類以上のアクティビティ(趣味や習い事教室など)!
敷地内には、クラブハウスと呼ばれる広々とした共有施設があり、さまざまな
アクティビティが提供されています。
毎日、さまざまなアクティビティが予定されており、その数は50種類以上!
入居者は、好きなアクティビティに、参加し放題なのです。
さらに、入居者が自由に使えるビリヤード場やダンススタジオ、卓球台やジム
など、さまざまな設備があるのです。
ちなみに屋外には、野球場やゴルフ練習場、テニスコートも完備しています。
入居者は、言う。 “朝から晩まで忙しくて、部屋に帰る時間がない”
他にも、歌のレッスンや詩吟など、とても充実しているという。
さらに、人気のヒミツ2つ目は、入居者同士で行うサークル活動です!
こちらには、入居者の有志で立ち上げたサークルが琴演奏や麻雀、ロック
バンドなど、全部で40団体もあるのです。
こうして多くの友人ができ、生きがいが見つけられ、皆さん楽しそうで笑顔が
絶えない様子。
そして、3つ目の人気のヒミツは、1日2食の食事が付いてくること!
クラブハウスの2階にあるレストランでは、朝晩2食の食事が提供され、しかも
和食・洋食・鍋料理・海鮮と、4つのジャンルから好きな物を選べるのです。
入居者は、言う。
“天ぷらは注文してから揚げてくれるので、アツアツで結構うまいんですよ”
“美味しくて、食べてると楽しいですね”
さらに、食事だけでなく、さまざまなお酒が楽しめるBARまで完備!
至れり、尽くせりで、アクティブシニアには、もってこいのマンションです!
そんな、高齢者向け住宅の気になるお値段は…?
33平米のお部屋で、1100万円からのご案内をしています。
1番小さなお部屋で、マンション購入費が1100万円~になっており、その他
初期費用で290万円が必要となり、その後は、毎月、約9万円の月額費用を
支払えば良いのだそうです。
この9万円の月額費用には、1日2食の食事代と共有施設の使用料やアクティ
ビティの参加費用、全てが含まれているそうです。
例えば、サラリーマンと主婦の夫婦なら、平均年金額は約22万円なので、
購入してしまえば、後は年金でも暮らして行けるというわけなのです。
年金受給者の新たなライフスタイル、その②
充実の医療・介護で安心の終の住みかです。
こちらは、東京都多摩市にあるサービス付き高齢者向けの賃貸住宅です。
じつは、入居者の9割が夫や妻に先立たれ、1人暮らしをしている単身者なの
です。
人気のサービス付き高齢者向け住宅の家賃や月々の費用は、一体、いくら
なのか?
それは、後ほど、ご紹介!
まずは、気になるお部屋を拝見! 41平米の1K、広さ約10畳のリビング・
ダイニングに、バス・トイレ、キッチン付きで、もちろんバリアフリー!
トイレは、車いすの方でも安心して使えるよう、広い脱衣所の中にあり、立ち
座りが楽にできるように、玄関・風呂・トイレに手すりが設置されています。
こちらに引っ越して来た80代の女性は、言う。
“主人が亡くなってから、10年間1人で住んでましたけど、歳を取ると色々な
問題が出て来るんですよ… 孤独死とかね…”
“だから、孤独死にならないように、終の住みかにしようと思ってます”
このシニア向け賃貸住宅の人気のヒミツは、他にもあるという。
1つ目は、毎日の安否確認です!
エントランスには、部屋番号が書かれた表があり、毎朝10時までに、自分の
部屋番号のところにマグネットをつけてもらって、安否確認を行っています。
もし、このマグネットがなければ、スタッフが直接安否を確認してくれます。
また、各部屋のリビングだけでなく、高齢者の事故が多いバスルームやトイレ
にも、緊急時用の呼び出しボタンを完備しています。
そして、2つ目の人気のヒミツは、生活相談サービスです!
例えば、電球を換えて欲しいとか、重い家具を動かしい欲しいなど、高齢者の
1人暮らしだと困る事を、無料でしてくれるのです。
そして、3つ目の人気のヒミツは、医療・介護の充実です!
同じ建物の1階には訪問診療も受けられるクリニックがあり、3階には介護
サービスを提供する施設があります。
さらに、敷地のすぐ隣には、高齢者医療専門病院や総合病院があり、
もしもの時も安心して生活ができるのです。
その他にも、できるだけ本人の希望に沿った、お看取りから葬儀までして
くれるのです。
そんな、高齢者向け賃貸住宅の気になる家賃は…?
1番安い部屋で、15年分の家賃を一括払いする場合で、2130万円からと
なっています。
ただし、16年目以降は、家賃は一切掛からないシステムになっているそう。
その他、毎月かかる費用、共益費1万円、生活支援サービス費46,280円と
なっています。
食費・光熱費・水道代わ含めても、年金でまかなえる額だという。
年金をもらう年齢になった時、どんなライフスタイルを送るのか?
みなさんなら、どうしますか?
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