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グローバル化が加速する中でコロナウイルスが人類を襲う脅威とは?

FC2 トラックバックテーマ:「人混みでおすすめの対策は?」
中国の武漢市から広がった、新型コロナウイルス感染症。 発生確認から、
およそ3カ月。 世界中を震撼させている。

アメリカの大統領は、言う。 “国家非常事態を宣言する” WHOは、世界的な
大流行、パンデミックを宣言。 経済にも大きな影響が出ている。 いつまで、
こうした状況が続くのか? 人々は、不安の中で暮らしている。

人類は、これまで、さまざまな感染症と闘い、膨大な数の命が失われて来た。
そして、今、グローバル化が加速する中で、未知のウイルスが人類を襲う。

果たして、この危機を乗り越える事は出来るか? 今回、3人の専門家が、
徹底的に語り合った。  ウイルスと人類との闘い。 今、私たちに求められて
いるものは、何なのか? 歴史から学び、未来を見つめる。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 この1カ月、2カ月で、
急速に、社会の状況も変わって行ってしまった。

だから、気が付いたら、感染症が広まっていて、私たちも、どういう風に対応
したらいいのか、分からなくなってしまった。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 この感染症は、
非常に分かりにくい、見えにくい。 恐らく始まったのは11月には始まっていた
と思われるので、11月の下旬ぐらいから、4カ月ぐらいかけて広がっていて。

中低開発国では、検査が十分にできない国がたくさんあるので、もう既に、
中東は、かなりの国で広がっているうえ、アジアの相当な国で広がっている。
もう既に、数週間前には、恐らく、パンデミック状態だったと思います。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 室長は外来種の生物
から、日本にもたらされる、色々な感染症に関して詳しい。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 最近、話題になった猛毒を
持つヒアリですね。 2017年になって、初めてコンテナから発見された。

このタイミングで、なぜ、ヒアリが急に、来だしたかというと、やっぱり、中国の
経済が、すごい発展して、荷物のやり取り、それから人のやり取りが、すごく
増えているという中で、ヒアリも必然的に入って来た。

今回のコロナという部分も、ウイルスそのものの力よりも、やっぱり、人の動く
速度と距離ですね。 そういったものが、ものすごく縮んでいるという部分が、
1番大きな原因だと思いますね。

世界を飛び交う飛行機。 それは、その航路を示したもの。 年間に航空機で
移動する人は、約35億人。 この15年余りで倍増した。 中国の経済成長も、
地球規模の人の交流を、更に加速させている。

中国の国家主席は、言う。 “一帯一路は平和の道だ” 2013年に発表された
一帯一路構想。 かつてのシルクロードのように、アジアとヨーロッパを陸路と
海路でつなぐ、壮大な計画だ。

この10年で中国とヨーロッパを行き来する列車も大幅に増加。 グローバル化
が急速に進む中で発生したのが、新型コロナウイルスだった。

表面の突起がコロナ、王冠に似ている事から名付けられた、コロナウイルス。
これまでに6種類が発見され、そのうち4種は一般的な風邪の原因で、症状は
軽い。 残りの2種は、2003年にアジアで感染が広がった、SARS(サーズ)。

野生のコウモリが由来のウイルスで、致死率は、およそ10%。
(SARS…2002年~2003年  感染者数…約8000人  致死率…約10%)

そして、2012年に、中東で発生した、MERS(マーズ)。 ラクダから人へ感染。
重症化して死亡する割合が、およそ34%と、極めて高いウイルスだった。
(MARS…2012年~  感染者数…約2500人  致死率…約34%)

今回の新型コロナウイルスは未知のもの。 サーズやマーズほどの強毒性は
ないが、致死率は、インフルエンザよりもはるかに高いと見られている。

人の体に入って感染症を引き起こすものとしては、ウイルスとか細菌といった
ものがあります。

ウイルスは、外側の殻のようなものと、遺伝情報というものだけで、構造が
非常に簡単なので、大きさは小さく、細菌よりも非常に小さくなってます。

特殊な顕微鏡で見ないと、このウイルスは、見る事ができないぐらい、小さい
ものです。 ウイルスは人の体に入りますけれども、自分自身だけでは、増殖
する事ができないため、人の体の細胞の力を借りて、体の中で増殖します。

自分だけでは増殖できないことから、ウイルスは、生物ではないという風に、
一般には見なされています。ウイルスが増殖しますと、これを排除しようとして
体の温度を上げる、発熱をする事で、排除しようとします。

それだけではなく、体の免疫というものが働いて、このウイルスを攻撃しよう
とします。 ただ、出会った事のないウイルスに対しては、免疫というのは
十分、働く事ができません。

このため、新しいウイルスの出現は、感染が一気に広がって、あるいは、
重症化するという事で、警戒が必要だという風に、考えられているのです。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 高齢者にとっては
季節性インフルエンザよりも、はるかに危ないウイルス。

このウイルスは、ウイルスが肺の中で増殖をして、ウイルスそのものが人を
殺すので、これは、全く、季節性インフルエンザとは違う。

亡くなる人の多くは、20代・30代は、かなり少なくて、40代・50代・60代と
上がっていて、80代・90代になると非常に高くなる。 ウイルスの増殖を制御
できる人にとっては、それほどひどいウイルス性肺炎を起こさない。

ただ、年齢が上がるに従って、それが制御できない人たちが出て来る。
その事によって、重症化して行く。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 今回も、動物から、
恐らく入って来たウイルスだろうと思われます。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 中国南部に住んでいる色んな
種類のコウモリを調べると、コウモリ種ごとに、特異なコロナウイルスが寄生
しています。

要はウイルスというのは、そういう形で自然宿主というものの中で、ある意味
共生というか、そこの中で閉じ込められているのですが、そのウイルスは常に
変異しているのです。 

それで、その変異が、たまたま新しい宿主に出会った時に、マッチングして
一気に、また、そこの中で広がるという事を繰り返してる中で、今回も、恐らく
そういった野生生物の中で閉じ込められていたウイルスが、まさに、人間が
どんどん、今、自然の中に入り込むという形で拡大して行くという。

その活動域を拡大して行く中で、そういったウイルスが人間に限らずたまたま
そこにいる家畜などに寄生すると、そこを介して、また変異を起こして、人間に
感染するタイプに変化する。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 今回のウイルスは
もう中国が世界にダイレクトに、飛行機でつながってしまっている。 武漢にも
日本からのフライトは、毎日、何便も飛んでいる。

そういう中で、このウイルスは、非常に見えにくいウイルスであると同時に、
非常に速いスピードで世界に広がってしまった。 そのスピードを与えたのは
人類なのです。 グローバル化の名のもとに、これだけ人が移動している。

もう、ここまでやって来た事は、全てこのウイルスのスピードに人類がついて
行けてない。武漢を閉鎖した1月23日には、もう既に非常に多くの中国各地、
世界各地にウイルスが広がってしまった。

新型コロナウイルスは、なぜ、見えにくいのか? 1つは、感染してから確認
までに、時間が掛かるという事です。

一般的には、感染してから、平均5日から6日の潜伏期間を経てから、風邪の
ような比較的軽い症状が1週間程度続き、その後、重症化します。

感染が確認されるのは、大体、この辺り(重症化前後)ですので、感染してから
確認まで2週間、あるいは、それ以上かかる事もあるとされています。

もう1つが、症状が軽いという事です。 新型コロナウイルスに感染した人の
およそ80%が軽症だという事が分かっています。

ですから、自分が感染している事に気が付かずに、周りにウイルスを広げて
しまっている人がいる、という事もあると考えられています。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 こういう性質を持つ
ウイルスというのは、今まで余り知らなかったように思うのですが…。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 ピラミッドで言うと
下の方が無症候感染、その上に軽症例があり、その上に重症があり1番上に
死亡例があるというピラミッドを考えると非常に、この裾野の広い感染症で
その事が、全ての事を見えにくくしています。

今回のウイルスは一部の人が全員ではないのですが、本当に限られた感染
者が上気道、ノドに非常に高いウイルス量、多くのウイルス量を持っている。

その人たちは必ずしも明確な症状がなくて、そういう人たちが、このウイルス
を広げている。 症状がない人たちが広げてしまうので、非常に見えにくい。

今回の大阪のライブハウスのあの流行のキッカケになった人も、ライブハウス
に行った時には、のどが痛いという事しかなかったという風に記録されてる。

クシャミとか咳をしてない人たちが感染させているので、今まで考えられて
来たような感染経路ではないような形で、恐らく感染が進んでいるのだろう。

人類の命を最も奪って来たもの。それは戦争でも自然災害でもなく、ウイルス
や細菌の感染爆発パンデミック。 14世紀、ヨーロッパで大流行したペスト。
およそ1億人を死に至らしめた。 ウイルスが、1つの文明を滅ぼした事もある。

科学ジャーナリストは、言う。 コロンブスがアメリカ大陸に上陸した頃、アラ
スカからチリまで、広範囲に暮らしていたアメリカ・インディアンたちには、梅毒
やハシカ・インフルエンザに対する免疫能力が全くありませんでした。

私たちはアメリカ・インディアンを征服したのはスペイン人でありポルトガル人
だと思っていますが、死に追いやったのは病原体だったのです。

16世紀、スペインのピサロやコルテスが南米大陸に上陸し、インカやアステカ
の国々を征服した。 僅かな兵力で勝利を収めた理由は、銃や鉄製の武器に
加え、スペイン人が感染症を持ち込んだからだ。

この時代、免疫がなかった南北アメリカの先住民、約5600万人が死亡した。
1918年に、全世界で8億人が感染したのが、スペイン風邪と呼ばれるインフル
エンザのパンデミックだ。

第1次世界大戦の末期、戦死者1000万人をはるかに超える4000万人以上の
死者を出した。 1957年のアジア風邪というインフルエンザでは、世界で200
万人が亡くなった。

当時、放送された日本のニュースより “各地を荒れ回っているインフルエンザ
は依然として衰えず、中でも東京都の死亡者は、ついに80人を超えました”

新しい感染症が登場する度に、人類はワクチンを開発し、ウイルスに対抗して
来た。 しかし、常に未知のウイルスが、襲いかかる。

1997年には、強い毒性を持つ鳥インフルエンザウイルス H5N1 が、香港で
初めて人に感染し、6人の死者を出した。 科学者たちは、鳥インフルエンザ
ウイルスが変異を起こす事を懸念している。

例えば、人のインフルエンザウイルスにかかった人が、鳥のインフルエンザ
ウイルスにも同時に感染した場合、1つの細胞の中で、両方のウイルスの
遺伝子が組み変わり、新たなウイルスが生まれる可能性があるのだ。

この他、人と鳥のインフルエンザウイルスがブタの体内で混ざり合うケースや
遺伝子そのものが、突然変異するケースもある。 こうした新型のウイルスが
人から人へと感染する事態が、恐れられている。

もし、強い毒性と感染力を合わせ持つ新型インフルエンザウイルスが登場し、
パンデミックを起こせば、その被害は、すさまじいものになる。

国立感染症研究所の想定では東京の1人の感染者から僅か2週間で35万人
に拡大して行く恐れもあるという。実は世界は強い毒性を持つタイプには警戒を
強めていた。ところが想定通りには行かないのが人類とウイルスとの闘いだ。

当時のWHO事務局長は、言う。 世界で、今、新型インフルエンザのパンデ
ミックが、始まろうとしています。

2009年にメキシコで発生しパンデミックを起こした新型インフルエンザH1N1は
ブタ由来のもの。 だが、毒性は、それほど強いものではなかった。

死者は、日本で203人。 世界全体では、およそ1万9000人。 いつの間にか
、季節性のインフルエンザと同じ程度になって行った。

次第に、人類は警戒を弱めてしまった。 そして今回、11年ぶりに世界的な
パンデミックを起こしたのは、インフルエンザウイルスではなく、対策の準備を
全くして来なかった、新型のコロナウイルスだったのだ。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 今まで我々は、色々な
パンデミックや感染症の脅威というものを、人類の歴史の中で体験して来た
わけです。

ところが今回は、過去に学んでいたはずなのに、過去の経験とは全く違った
想像力が必要とされる事態になってしまった。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 21世紀に入って
サーズから色々な高病原性鳥インフルエンザとか色んな流行があってそれは
本当は自然からの警告で人類は、もっと真摯に、この警告を受け止めなけれ
ばいけなかったのに、2009年のパンデミックがそれ程重症例が少なかった。

死亡例が少なかったという様な事もあり、その警告をきちんと受け止められ
なかったという事で、準備が出来て来なかった。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 僕自身は、外来生物対策して
ますけど、外来生物1つとっても、例えばヒアリなんていうのは、アメリカでは、
こういうパターンで巣を作って広がるとか、中国では、こういうパターンで巣を
作って広がる。

その共通項をもって、日本でも、こうなるだろうという想定をして、マニュアル
作ってたら、ところが、今回、品川の大井ふ頭で出て来た巣は、全く違った
形で巣を作ってた。

要は土がない砂もないというコンクリートの中で彼らは、ちゃんと巣を作れた。
これは、全く、我々が想定していなかった状態だったのです。

要は生き物、ウイルスは生き物ではないのですが、そういった、野生において
生存しているものたちは、常に進化するし、順応的である。

だから、我々の人知を超えたところで彼らは、どんどん新しい住みかを探して
行くわけですよね。 だからウイルスの場合も同じで、前は、こうだったからと
いう想定でやっていたのでは、とても追いつかない。

未知のウイルスと闘う人類。 そのリスクを、更に、高めているのが、人類が
排出する二酸化炭素の増加による地球温暖化だ。

2015年、シベリアの永久凍土で、フランス国立科学研究所などのチームが、
3万年前の地層から、モリウイルスという新種のウイルスを発見した。

温暖化によって永久凍土が解けた場所で見つけた、このウイルス。 極めて
増殖能力が高い、全く未知のものだ。

フランス国立科学研究所の博士は、言う。 無数のウイルスが、海や大地、
あらゆる場所に存在します。 永久凍土が掘り起こされ、人間がウイルスに
感染する機会が増えます。 リスクは、必ずあります”

リスクは森林にも広がっている。 1998年、マレーシアでニパウイルスと呼ば
れる、それまで全く知られていなかった病原体が、人に感染。 100人以上の
死者が出た。 ニパウイルスは、オオコウモリから発見された。

マレーシアでは、養豚業が盛んになるにつれて森林が切り開かれ、大規模な
養豚場が作られるようになった。

その結果、今までジャングルに潜んでいたウイルスが、豚を介して人へと感染
して行ったと見られる。 地球温暖化は、ウイルスの拡散も加速させる。

その1つが蚊が媒介するジカウイルスの感染症、ジカ熱だ。妊婦に感染すると
胎児の発育に影響し脳が未発達のまま生まれる事もある危険なウイルスだ。
ブラジルの感染者で母親は、言う。  “ジカ熱が、こんなにも残酷だなんて…”

従来、ジカウイルスへの感染は赤道付近の熱帯地域に限られていた。しかし
地球温暖化の影響で、媒介する蚊の生息域が拡大。 今や日本での感染も
危惧されている。

日本の大学教授は、言う。 温暖化が進めば広範囲に、こういうジカ熱の様な
蚊が媒介する感染症が流行するリスクが、明らかに高まるだろうという風に、
私たちは考えています。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 もう、この10年をとった
だけでも、社会の環境が大きく変わっている。 そうすると僕らも人間ですから
まぁ、自然界の一部ですよね。 我々が、自然界を大きく変えてしまったという
ところもある。 生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。

気候変動ですよね。 それを引き起こしているのは、巨視的に見れば、やはり
南北格差から始まる経済格差を埋めようとする中での工業発展という、そう
いったものが、今、途上国で、ものすごい勢いで、その速度が、かつての
先進国以上に速い速度で起きている。

そうすると、巨視的に見ると、生物多様性のホットスポット(保全の重要地域)
といわれるエリアの真ん中で、そういう事が起こってしまう。

だから、開発と破壊、森林伐採、そういったものが急速に進む中では、そこに
閉じ込められていたウイルスたちが、今、まさに、新たなる住みかとして、人間
という住みかを得て、それが今、北と南がつながる事で、北の人口密集地に
入り込むという図式が、もう、1980年代以降から、ずーっと続いている訳です。

気候変動を起こしている開発、それと、そういったグローバル化というものに、
実は今、このウイルスが、すごい勢いで便乗しているという状況がある。

南の人たちが、森を切らなくても良いようにするには、どうしたら良いかという
のが、やはり、大きな課題なのだが、いまだ、そこのゴールには、到底、だとり
つかない。 その、しっぺ返しとして、今、感染症の問題も起こっている。

人類は、どうやってパンデミックの危機と、闘って行けば良いのか?
アメリカでは、1つの機関に権限を集中させる事で、感染拡大を防ぐ対策を
とっている。 CDC アメリカ疾病対策センター。

保険福祉省の傘下にあり、本部だけで7000人、世界62カ国に支部を持ち、
1万人が働く巨大組織だ。

日本の国立感染症研究所の100倍にもなる、7000億円という予算が投じられ
新たなワクチンの研究は、もちろん、緊急時には、司令塔として軍とも協力し、
情報収集から国民への説明、検疫作業までを行う。

中国もCDCを持ち、トップダウン型の対策を徹底している。 人口1100万の
武漢市を完全に封鎖。人民解放軍を投入して僅か10日間で感染者専門病院
を建設。 発生確認から3カ月、中国が報告する感染者数は激減している。

2003年にサーズへの対応を求められた香港やシンガポールは、感染症への
対策が進んでいる。 PCR検査などウイルスの検査体制も整い、早期発見、
早期治療が今のところ功を奏している。
(PCR検査→ウイルスの遺伝子を検出して感染の有無を判別する検査)

台湾でもITを使ってマスクの在庫を見える化するなど、人々の不安を取り除く
対策をとっている。 一方、日本にはCDCのような専門の司令塔は現在ない。

学校の休校や、イベントの自粛が要請されたが、今後、誰が、どんな根拠に
基づき、どういう決断を下して行くのか? そのプロセスが問われている。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 日本では今回、
僕なんかが、すごく驚いたのは、途中まで、ほとんど専門家の意見が、行政・
政府の決断に反映されてなかった事に驚愕しました。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 サーズの経験が
あるシンガポール・台湾・香港は、ここまでは非常にうまくやっていて、それは
やっぱり、きちんとした対応する体制が出来ている事。

病院も、シンガポールは全ての病院でPCRが出来る。 日本は、日本の地方
衛生研究所のネットワークというのは、非常に優れたネットワークなのですが
残念ながら、そのPCRをするキャパシティーは限られていた。 まぁ今、急速に
良くなって来ていますけど。

日本は、人口規模も違うし、難しい面が色々ありますが、本当は、もう少し、
きちんとした準備をしていれば、このウイルスに対処できていたという可能性
はあります。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 一部では、日本でも、
アメリカのCDCのような司令塔を作った方が良いのではないかという議論も
出ているようですけども。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 CDCというのは、
半分、軍隊のような組織で、CDCを作る、CDCと同じものを作る事が、日本の
解決策だとは、私は思っていません。

CDCのミッションというのは、アメリカを守る事です。 世界を守る事ではなく、
アメリカを守る事なので、そういうものを、日本は作るのか? それを作ると
すると、自衛隊に作るしかない。

だから、感染症研究所の機能というのは、強化されなければいけないですが
恐らく日本が、こういう問題に将来、立ち向かって行くためには、今、少しずつ
出来ている、かなりの数の専門家が、今、対策本部の中に入って、感染症
研究所とも協力しながら、やっています。

こういう形が、感染症研究所がリーダーシップをとって、政府がリーダーシップ
をとって、必要な専門家をそこに動員できる、そこが一体化して対応に当たる
というような事が、恐らく、日本の将来の解決策なのではないか?

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 リスクマネージメントと
いうものの考え方は国によっても色々と違うと思うのですが、日本ならではの
今後の未来の在り方という事を、やはり、そろそろ真剣に考えて行かなけれ
ばいけない。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 感染症だけでは
ないと思うのですが、全ての危機は違うのです。 全ての感染症の流行も、
違うのです。 必要な専門家も違うのです。

それを全てが感染研が担うというのは多分、難しいので、必要な、この部分で
ITとかが非常に有効なところもあるのです。 そういうところは、ITの人たちに
入ってもらう。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 分野横断とは、よく言われる
のですが、残念ながら日本は、そういった部分に関して歴史的に、そういった
体制を作るのが、すごく下手な国なのです。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 これから、恐らく
日本でも非常に厳しい局面を迎える事は、十分に予想されて、その時に最終
判断をするのは政治家であったり自治体の長であったりするのだと思います。

ただ、そこに、きちんと専門家の意見が反映されて… まぁ、専門家の意見も
割れる事はありますが、そういうものを含めて、きちんと判断した上で、
そういう人たちが決断をできる。

そういう体制を、今から、今日からも作らないと、これからも誤った方向に
向かってしまう可能性がある。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 ちょと例えがおかしいかも
知れないですが、シン・ゴジラなんて映画の中では、あそこで巨災対という
グループを作った時は、鼻つまみものばかりを集めたというのです。
(巨災対→巨大不明生物特設災害対策本部)

要は、もう最先端をいってて、ちょっとアナーキーな連中の方が、良いアイデア
が出るからと、各省庁と研究者からも、何て言うか、荒くれ者を集めてすると
いう体制をとった。

それぐらいの意気込みがないと、本当に、喫緊に迫る大きなリスクというもの
には、立ち向かえないだろう。

エビデンスを常に、順次、集めながら対応して行くという、まさに情報共有と
情報発信という体制ですね。 これが、まず、1番、求められるかな…。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 今、我々も本当に
全速力で走りながら考えながら、やっているというところで、きちんと我々が、
今、考えている戦略を説明しきれていないところがあって、ここは早急に改善
しなくてはいけないところだと思うのです。

今、起きている事、これから起きる事、それに対して、何が出来るのかという
ことを正しく知る。 それによって、みんなが、そういう情報を共有する。
そのためには、我々も、もっと情報発信をしなくてはいけない。

この会談の進行役は、言う。 これまでの伝え方を見ていると、やはり国民に
納得感の得られるような形で伝えられていない部分もある。

急に、新たな、かなりきつい事を、お願いするとか、あるいは、国民が、おや?
と思っている事に対して、いや、うまくいってない面もあるという事を、ちゃんと
認めた上で、だから、次の、こういう手を打とうとしているのだという説明が
あれば、国民も、なるほどと言って、その対策をやって行く気分にもなるし、
その必要性も、やって行ける。 そこら辺が、まだ、うまく伝わっていない、
伝えていないというところがある。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 今は戦略を考えて
いる段階で、ある一定の地域が、どういう状況になったら、何をしなくてはいけ
ないのか?という、そういうメニューは考えていますが、残念ながら、それには
もう少し時間が掛かります。

この会談の進行役は、言う。 それをやるのは国民ですので、国民が納得
できる形で説明して、提示するという事が重要にはなりますね。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 それは、本来は、
政治家の役割です。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 政府の決断がどうして
このタイミングで、こうなっているのかが分からず、不安である。

例えば、会社に勤めてる人などは、会社の上層部が、マスクをして来いと言う
からマスクをしているけど、自分でも、これが本当に役に立っている事なのか
自分でもよく分からないけど、マスクをしている。

そういうような、つまり僕らは、人間というのは、多分、安心して暮らしたいと
いう事が、非常に、行動原理としてあって、安心すれば、余り考えずに済んで
行動できるからだと思うのです。

だけど、不安だと、1つ1つを決断しないといけない、つまり、人間らしさを発揮
しないといけないから、非常にストレスがかかる。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 今、皆さん、コロナ疲れと言わ
れているのは、見えない恐怖と不安感。 それでいて、自分にしてみれば、
何か、あまり重症化になる気がしないというような安心感。 それが、もう入り
混じってしまって、ストレスが溜まっているわけです。

これが一歩、外に出たら、みんな重症化しますよと言ったら、みんな今度震え
上がって、家にいる事は、誰も、そこはもう、何か文句は言わないという中で、
実際のところは、何か今一つ不安だけど見えない、その部分というのが、
ストレスになっているというところは、大きいと思うのです。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 我々が、今、1番、
苦慮しているのは、やはりウイルスが見えない。

日常に見えないので、皆さんが、非常に不安に思っているというのは、よく
分かっていて、ただ、一方で、このウイルスの拡散を止めないといけない。

北海道は一時期、かなり厳しい状況になりかけていたので、そうするとやはり
この危機感を伝えないといけない。 だが、危機感を伝えると不安感が、また
増大する。 そのバランスを、いかにして取って行くのか?

危機感を緩めてしまうと、一気に、皆さんの行動が、危険な方向に向かって
行ってしまうので、そのバランスを、いかに取るのかという事が難しい。

我々が、今、日本に住む人たちに、考えてもらいたい事というのは…。
それぞれが、この問題を、もっと真剣に考えてほしい!

どうしたら、自分は、危険な感染するようなところに、感染する危険が明らかに
あるところがあるので、そういうところに行かない。 若い人たちは自分たちが
感染しても、恐らく大半の場合には重症化しません。

その人たちがクラスター(感染者の集団)連鎖を作ってしまうと、その先には、
必ず重症化する中高年の人がいて、高齢者を中心にたくさんの人が亡くなる
可能性がある。

その事を、やはり、若い人たちには考えてもらいたいし、そういう、1人1人の
何がいけない、ここは大丈夫だというところを、1人1人が考えてくれないと、
政府が全てを止めるという選択を、せざるをえなくなる。

そうではなく、もう少しスマートに、このウイルスを制御する方法が、あるはず
なので、世代間の分断をするのではなくて、若者が広げて、高齢者が亡くなる
という、そういう対立構造にするのではなく、若者が高齢者を守るために、
どういう行動をできるのか?

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 本当に、社会を守るために、
自分たちも闘っているのだという気持ちをしっかり持って頂いて、まず不安に
なる前に、今、みんなが同じ気持ちで、この恐怖に立ち向かっているのだと
いう気持ちを、まず、共有して頂きたい。

そういった姿勢を、とって頂きたいかなと思います。 対策として重要視されて
いるのは感染を広げてしまうクラスターと呼ばれる集団をいかに作らないか。

換気の悪い密閉空間など、クラスターの連鎖が起きやすい場所が懸念されて
いる。(換気の悪い密閉空間・多くの人が密集・近距離での会話や発声など)

更に免疫力が落ちている高齢者が多い施設や医療保険制度のはざまにある
外国人労働者、生活困窮のため病院に行きにくい環境にいる等、弱い立場に
ある人々に感染が広がる事は、何としても食い止めなければならない。

アジアやアフリカ等、医療体制が脆弱な途上国での感染爆発も気がかりだ。
人類が免疫を持たないウイルスとの闘いに勝つためには、これから起きるで
あろう事について、最大限の想像力を働かせるとともに、痛みを分かち合う
力を発揮しなければならないのだ。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 今、多くの外国人
労働者が日本に住んでいて、この人たちは必ずしも医療のアクセスが、よく
ない人たち。 こういう人たちの間でウイルスが広がると、更に見えにくくなる
可能性がある。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 例えば農業などは技能実習生
が、むしろ労働力になっている現実があり、もう社会構造が違って来ている。

しかも多くの日本人は、全くそれを意識しないまま、気が付けば、コンビニの
店員が、みんな外国の人になっていたりする。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 これから外国人の
労働者の問題とかが出て来た時に、そこを分断するのではなくて、その人
たちに、我々が、何が出来るのか?

その事によって、自分たちも守られるのだと、そういう発想をする事が必要
なのだと思います。

このウイルスで、恐らく、数週間以内に見えて来る事は、南北問題です。
まず、アジアだと思いますけど、アジアの大都市は、このウイルスを、恐らく、
制御できない。 そうすると、次は、アフリカ。

アフリカも非常に経済発展をして、都市に多くの人口が、若い人口が集まって
います。 アフリカとアジアのスラムの中では、このウイルスを制御する事は、
絶対にできない。

中国の武漢状態のところが、アジア・アフリカの大都市に、次々に起きて来る
という事を考えた時に、それに対して我々は、一体、何が出来るのか?

それは、アジア・アフリカの国の人たちを、どうして救うかという事もありますが
日本で、このウイルスを、どうコントロールするかという事に、非常に大きく
関わって来ている。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 医療といった、技術や体制と
いったものは、当然、北からも、どんどんサポートして、南の国の爆発も抑え
なくてはいけない。 そこの部分の経済的な負担というものを北が、どれだけ
背負えるのかというところなのです。

いよいよ感染症というパンドラの箱が、今、開き始めているという状況です。
逆に言うと、このパンドラを閉じるためにも、今まででは駄目だというところの
パラダイムにシフトに行けるかどうかが、これからの人類としての生き残り
戦略にかかって来るのではないかなと、僕は思います。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 世界は、自分の
国さえ良ければいいという方向に、ずっと向かって来ていた。

こういったウイルスに対しては、そういう考え方が、全く通用しないという、
そういう事が突きつけられているのだという風には思います。

今、日本政府は入国制限を始めています。 だけど、これを突き詰めて行くと
鎖国をするしかなくなる。 今回のウイルスは、もう、最初の頃から言っている
のですが、そういう形での封じ込めが、絶対にできないウイルスです。

今、考えている、もし日本で大きな流行が起きそうになった時に、社会活動を
かなり止めるような形でするというのは、これも、完全に封じ込められるわけ
ではないです。

一旦、医療の限界を超えそうになったら、もう徹底的に社会活動を、ある程度
制限して、ウイルスの拡散を止める。 だけど、そこでウイルスは、完全になく
なりません! 日本の中から、絶対に、なくならないのです!

また、どんどん他の場所で、小さなクラスターが、だんだん大きくなって行くと
いう事が出て来ます。 それを、淡々と潰して行く。 長期戦を覚悟でやって
行かないと、このウイルスに対しては、全く対応ができない。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 外来種対策も同じで、地方
自治体の現場の人たちに、よく尋ねられるのは、これは、いつまでやれば
いいのですか?と、聞かれる事です。

いや僕は、いつも終わらないですと言うしかない。 それは、なぜなら、入り
続けるから! とにかく、この日本というのが、インポートとインバウンドで
頼り続ける限りは、これは、終わらないのです。

特に感染症の場合は、感染者=重症者という形で出れば、すぐに芽は摘める
のですが、このケースに関しては、完全に潜伏型という形で来る以上は、
終わらないのですよ。

それが、日本一国ではなく、世界中で起きているとなれば、いくら日本で
潰しても、世界から入って来るという、繰り返しになります。

私たちは、こうした事態に、いつまで耐えなければならないのか? 大規模な
イベントも、続々と中止に追い込まれている。 株価は歴史的な暴落を見せ、
乱高下が続く。 一方で、感染爆発が深刻なヨーロッパ。

イタリアでは医療キャパシティーの限界を超え、手当てが間に合わずに亡くな
る人が増加。 人命を守る対策と経済への影響のバランスを、どうとるのか?
人類は、難しい闘いを迫られている。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 これは、非常に、
制御のしにくいウイルスですが、中国等の経験から、一方で非常に積極的な
対応をすれば、確実に制御できます。

クラスターを起こさない様な人が集まる機会を極力減らすような対策をすれば
確実に減ります。 ただ、それをやると非常に社会的・経済的な影響がある。

ただし日本で、どこかの地域が恐らく厳しい状況になる事は、十分に予想され
ます。 そうなった時に、人工呼吸器が足りない、ICUのベッドが足りない。
(ICU→集中治療室) そういう事で、人が救えなくなる。

そういう状況になった時、日本人の国民性、日本人のメンタリティーから言うと
どうしても、それを受け入れる事ができないと思います。 そうすると、当然、
そういう状況になった場合に、かなり積極的な対応をせざるをえない。

その準備を、皆で真剣に考えないといけないというところに来ているのだと
いう風には思います。 生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。

経済が、このままだと破綻してしまうという議論されていますが、要は小売店も
含めて、そういった飲食店も含めて、商売されている方が、もう商売にならなく
なって、そういった形で経営破綻し、まさに、そこから自殺者も含めて、色んな
犠牲者も出るのではないかという事が、1つのジレンマというか、天秤にかけ
られている。

だから、本当に封じ込めを本気でやると、経済が破綻するという、天秤にかけ
られてしまったけど、ここで必要なのは、もう痛み分けという…まぁキレイ事に
なってしまいますが、みんなで、それを、どうシェアして行くかという精神に、
立ち返らなくてはいけない。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 今、我々が考えて
いる戦略は、全ての社会機能を止めるというような考え方ではなくて、いかに
社会機能を止めるのを最小限にしながらウイルスの拡散スピードを、いかに
制御して行くか。

だから、全ての人が家から出てくるなというような事は、我々は全然、考えて
ないです。 例えば、ライブハウスが主催して、ウェブコンサートをするとする。
そこにお金が、つくようなシステム。 それも、考えてます。

そういう、色んな社会機能を落とさない。 経済的な損失を、できるだけ少なく
するようにして、いかにウイルスを制御して行くか。 そういう事を、我々は、
もう21世紀に生きているので、もう少しスマートに考えて行く必要がある。

ただ、それには、もう少し科学的なエビデンスを積み重ねて行く必要がある。
それは、毎日にように、色んな情報が入って来ているので、そういう中で何を
本当に制限しなくてはいけないのか。

何を制限する事が1番、有効なのかで、何はして良いのか。 これから暖かく
なって来ますので、野外での活動は、リスクは非常に低い。

ただしランニングは、そういう意味では、リスクはないかも知れないが、ラン
ニングステーションの着替えの場所は、リスクがあるかも知れない。

合理的に、どこかで危なくて、どこが安全なのか? そういう整理をする事に
よって、そういう不安を1つ1つ取り除いて行く。

だけれども、どうしても駄目なところ、どうしても制限しないとウイルスの拡散を
絶対に防げないという風に判断されたところは、残念ながら、かなりの制限を
しなくてはいけない。 そこの部分に関しては、国が十分な補償をする。
あるいは、その代替手段を考えるというような事が必要なのだと思います。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。情報を少しでも共有して
何とかそこで、うまい判断力で、人類の知恵で乗り越えて行くしかない。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。何がベストなのかで
これは専門家も間違えるので、分からない事はたくさんあって、未知のウイ
ルスで、どうしていいか分からない部分というのは、かなりあります。

そういう中で、ベストの方向、いかに致命的な間違いをしないか。 そういう
方向に日本も世界も、どうしたら向かわせる事ができるのか。 これは非常に
難しい。 1日1日、状況は変わっている。

1日1日、新しい情報が入って来て、昨日、正しかった事は、今日、正しくなく
なるという状況の中で、我々はウイルスと闘っている。

生態リスク評価・対策研究室の室長は、言う。 こういったウイルスのような
喫緊のクライシスに対しては、当然、科学技術で立ち向かわざるをえない。
やはり、新薬の開発ですよね。

そういったところに期待して行かなければいけない一方で、長期的に見ると、
もう、こういったクライシスを繰り返さないためには、まさに自然共生という、
究極的なライフスタイルの変換といったものを、これから本当に考えて行かな
ければいけない。

要は、本当に、我々は、手を出してはいけないところまで、自然というものに
対して、侵食を果たしてしまったがために、こういった問題が起きている。

そこの中から、そういったウイルスや汚染といった問題が、人間社会にリスク
として降ってくるという、その悪循環を絶つためには、そもそもが、やっぱり、
そういうもの、自然の摂理に準じた自然共生という生き方は何かという議論を
もう、今から始めないと、持続性が保てないだろうという事なのです。

このまま行くと、本当に人間社会は、もう、崩壊しか道筋がなくなってしまう。
それぐらい深刻に受け止めなければいけないという事が、ようやく、今回の
コロナウイルスが教えてくれている気がしています。

感染症対策専門家会議のメンバーの大学教授は、言う。 我々が忘れては
いけない事というのは、我々のチームの中の今のモットーは、
Hope for the best,Prepare for the worst. (最善を望み、最悪に備える)

色んな希望はあり、今、我々は、中世の天然痘とかペストと闘っているわけ
ではなくて、21世紀に闘っている。

薬の希望も出て来ているし、日本で、きちんと集中治療ができる範囲内で
患者の発生を抑えて行けば、かなりの人たちは救命できる。

一方で、ある局面では、かなり厳しい状況になるかも知れない。 そこを、
やっぱり、同時に考えて行かなければいけない。

父はインフルエンザウイルス研究者の作家は、言う。 今の新型コロナウイ
ルス感染症でも、想像できない事が起こっています。

過去に学ぶ事は大切なのですが、今、現在の地球がどんどん発達して新しく
なって行く時代で想像できない事もたくさん増えて来ている。 でも、想像する
のだという、それができるのが人間なのだ。

その人間らしさを発揮する勇気というものが、更に求められる時代になって
きているのではないか?

命を守りパンデミックを乗り越えて行くために、闘いは続いている。 人間とは
保守的になり、自分だけは大丈夫だと勝手な思い込みをするうえ危険なもの
に対して行動を起こそうとする生き物である。 自然に対して危機感の薄すぎ
る私たちは、どうすべきなのだろうか?



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