FC2 トラックバックテーマ:「生活の知恵を教えてください」例としては、フランスとドイツも、中国と日本と同じような関係で、中国と日本の
違いとは異なりますが我々も違いのある2国でドイツに移住するフランス人は
いませんでした。
両国とも頑張って働き、かつての敵同士ではありますが、今は友人です。
お互いに助け合って発展していますが、それでもフランスを離れてドイツに
住もうという人はいません。
フランスに来たドイツ人と、ドイツに行ったフランス人も、何人かはいるかも
知れませんがね。
良い友は、お互いの国で働けるものですが、大移動にはなりません。
人間の大移動が起きるのは、違いが大きな時だけです。
例えばポーランドからイギリスへは、大移動が起きました。
ですが中国の1人当たりGDPが、日本の1人当たりGDPよりも、ずいぶん低い
状態は今後も続くでしょう。
ですから、若い日本人が中国で、日本より良い生活水準を保てる理由はない
のです。問題は政治的意志。市場に応えてイノベーションを続けるのみです。
客を、よく理解して、外国人を惹きつけ、中国人を日本に惹きつける事です。
中国からの労働者に国境を開き、彼らを見て中国市場の真のニーズを理解
するのです。 それが成功への道です。 未来を恐れてはいけません。
未来を恐れないように。 未来を恐れれば、必ず失敗します。
自己暗示のようなもの。 未来を恐れれば、良くない未来が訪れるでしょう。
短期的に見れば、世界は不確実です。
地震や台風などに見舞われる事もあるでしょう。
我々のうちの誰かが、0.5秒後には、死ぬかも知れません。 不確実です。
何事もないかのように前進して、将来のビジョンを持たねばなりません。
もちろん、不確実性はあります。
妙な知らせが舞い込んで来て、驚きのあまり反応してしまう事もある。
ビックリするような出来事です。 ですが、トレンドは変わりません。
トレンドとは、今後15年、20年で、主に何が変化するかという事です。
最も重要な変化の1つは、アフリカが世界で1番になるという事です。
21世紀はアジアの世紀ではなくアフリカの世紀になります。それは確実です。
2番目に分かっているのは、中国が統一と現状を維持しようとしても、大きな
壁に直面するという事です。
統一を保って立場を維持するのは、今より困難になります。
なぜなら共和党が、20年後には、限界を迎えるからです。
アメリカは衰退しつつあり、今後は大統領が誰であっても、もっと内向きになる
でしょう。
我々ヨーロッパ人も、日本人も、非常にシンプルな一文に適応しなければなり
ません。 我々は独りだ、という文です。 我々は独り。
アメリカが敵から日本を守るために、米軍を送る事などあり得ません。
このように確実な事のリストは作れます。
予測不能な未来の事のように思えても、これらは確実に起きるのです。
確実な枠組みの中に、予測不能な事を置いて進めばいいのです。
なのに、多くの人が予測不能な事を口実にして、確実な事を考えるのを避け
ようとします。
例えば私が、我々は独り、敵から日本を守るためには誰も駆けつけない、と
言っても、それをきちんと考えて受け入れる日本人はいません。
世界は不確実だ、色々予測不能な事が起きかねない、だから何もできない。
言わずに、きちんと考えて行動すべきです。
どんなに予測不能な事が起きようとも、日本は独りになるのです。
これは単なる1つの例ですが、予測不能な事に妨げられているせいにして、
我々は行動する事を拒んでいるのです。
私たちには、人間味が必要です。
実現には何十年もかかりますが、テクノロジーの明らかなトレンドの1つに
人類の不死への憧れがあります。
そして肉体の一部を人工物に換えれば、不死になれる確率が高まると人間は
単純に信じています。
我々は、あなたも私も死ぬ運命だけど、このテーブルという物体は不滅だと
思っています。 この考えはバカげています。
イノベーションの主なトレンドは、人間を人工物に変える事で、これは本当に
危険です。
なぜなら、もし我々が人間と自然を人工物に変えてしまったら、死んだも同然
だからです。
エレクトロニクス技術やバイオテクノロジー等、100%テクノロジーを用いて
人間を人工物に変えたら、人間は死んだ事になるのです。
忘れてはならないのは、どうやって人間の本質を守るかです。
腕を換える事は出来ます。
昨日は研究室で、人間に3本目の腕を付ける実験を見ました。
3本の腕を操れるのです。 ダメではありません。
ですが、人間の人工物化には、一定の制限を設けるべきです。
これは話し合うべき重要なテーマで、話し合わなければ人類には死が訪れ
ますよ。
世界の秩序を全て力の絡み合いにより、どんてき平衡と捉える経済学者。
そのバランスを破壊するか、皮肉な事にいつも人々の純粋な欲望なのか?
欲望の資本主義の探求は続く…。