FC2 トラックバックテーマ:「ザ・絶妙な返事!」このカッコいい車、1台およそ1500万円と高額だが、イスラエル軍を始め、
フィリピン軍やガーナ軍なども、この車を購入。 すでに10台以上が売れた。
カッコいいオフロード車の持ち主は、言う。
“災害の多い日本にも、役立つと思うわよ! どう?”
続いて取材班が向かったのは、巨大な建物、イスラエルの水道局。
日本の浄水場とは全く違う方法で、水を綺麗にしているという。
日本では、通常、川の水を綺麗にして生活用水にしているのだが、ここで使う
のは、水道局の近くにある海の水。
イスラエルには、海水を淡水にする水工場が5つあり、ここだけで1日6億リットル
の水をつくっている。
担当者が、まず、見せてくれたのは…。
“この装置で、海水から塩を取り出すのです”
海水を綺麗にする装置が、ずらり! およそ1000本、並んでいた。
これが、中に入っているフィルター。
海水をここに入れると、周りに塩分が吸着する仕組みになっている。
ここでも、ディレクターが味を確かめる。 “真水です…”
海水をこすフィルターは日本でも使われているものだが、イスラエルの水事業は
国家プロジェクト。 徹底的にコストを削減し、ビジネスにしているのだ。
まずは、これ! 自家発電装置を導入し、電気代50%カット。
そして、ここで働く人の数も、できるだけ少なくした。
人の手を必要とするのは、ほぼ、このフィルター交換のみ!
“1000リットルの水をつくるのに、たった60円しかかからないのです”
コストを突き詰めた、このシステムは、世界中で大ヒット!
いまや、中国・インドなど、40カ国に輸出!
400もの工場をつくる、ビッグビジネスとなっていた。
“イスラエルの水技術が、世界の水不足を救えると思いますよ!”
更に、海水ではなく、全く想像のつかないものから水をつくるベンチャー企業も
誕生していた。 見せてくれたのは…。 大型の室外機のような青い箱。
スイッチを押すと、水が出て来た。
でも、この機械、どうやって水をつくっているのか?
ベンチャー企業の技術部長は、言う。
“これは、空気から水をつくる機械なのです”
何と、この水、空気からつくったというのだ。
ならば、ここでも、しなくてはいけない事が! そう、それは味を確かめる事!
ディレクターは、言う。 “美味しいです。 ミネラルウォーターみたいですね”
これまでで、1番、美味しかった!
どうやってつくったのかというと、大気中の空気を横から吸い込んで行き、
中のフィルターで不純物を取り除く。
そして、これを急激に冷却し、空気中にある水分を結露させ、最終的に、水に
するのだ。 電気代およそ60円で1000リットルの水をつくる事が出来るという。
更に… “これは、小型の空気ウォーターサーバーです”
家庭やオフィスでも使える新商品。 価格は、およそ20万円。
空気から水をつくるので、水のタンクを取り付ける必要もない。
手軽さが受け、海外から問い合わせが殺到しているという。
中でも、今、ターゲットにしているのが、水不足に悩む大国、インドだ。
モディ首相が、この技術を絶賛!
すでに、ニューデリーで試験運用が行なわれ、インド投資会社と提携した。
更に、今年の3月には、アメリカのトランプ大統領を、社員が訪問。
水不足に悩むアメリカに、製造工場を建設する事が決まった。
ベンチャー企業の執行役員は、言う。
“イスラエルは、長年、水不足に苦しんで来ました”
“でも、それが原動力となり、世界に誇れる水技術を生み出したのです”
すごい事になっていますね! 水ビジネス。
ただ、あの機械が、もし、世界中で流行って、空気中の水分を、全部、水に
変えて行ったら、すごい乾燥した地球になるのでは…?
実は、イスラエルの水関連ビジネスというのは、輸出額が、2400億円!
となると、やはり、これからは水関連ビジネスというのは、世界的にものすごい
注目という事ですよね?
現在、水関連ビジネスの市場なのですが、こちら!
今、56兆円といわれているのですが、これが2025年には、こちら!
56兆円の倍の、110兆円になると予測されています。
この水ビジネスですが、日本も負けいるわけにはいかないという事です。
ちょっと面白い実験を、ご紹介したいと思います。
ここに、泥水を用意しました。
この中に、あるパウダーを、ほんの少しだけ入れます。(小さじ半分以下程度)
そして、これを振ります。(約10秒程度)
すると、泥だけが沈殿して行き、あっという間に綺麗な水になりました!
これは日本の中小企業が作ったもので、入れた粉が泥を分解するのではなく
粉に泥を全部吸着する仕組みになっています。
この綺麗になった水を飲み水にしたり、生活用水にしたりする事ができます。