FC2 トラックバックテーマ:「買ったまま眠っているものは?」テレワークの課題である管理の煩雑さを、最先端のデジタルツールで解決
しようという動きもあります。
子育て関連アプリを運営する、この会社が導入したのは、社員のパソコンを
チェックするツール。
サイトの閲覧履歴やメールの送受信、印刷記録等をリアルタイムで把握でき
ます。
社員がサボッていたり、働き過ぎていたりといった事も、色分けされたグラフで
一目瞭然。 このシステムによって、管理の負担は大幅に減ったといいます。
子育て関連アプリを運営する会社のCFOは、言う。
“見えていなかった部分が見えるようになるので管理する側としても安心して
対応できるようになるかなと思います”
“勤怠だけでなく、色々な事がデータで管理されるような世の中になって行く”
IT技術を駆使して、中間管理職を廃止する企業も。
テレワークで仕事を進めるには、中間管理職の存在がかえって邪魔になると
大胆な決断をした企業もあります。
企業向けのシステム開発を行う、社員39人のIT企業。
4年前、完全テレワークに切り替えました。
会社の組織は、経営陣と社員の2階層しかありません。
Q: 上司もいない… 管理職もいない… 成り立つのですか?
社員: “成り立っています”
Q: サボッてしまう人などは、いないのですか?
社員: “サボッたとしても、自分に返って来ますから…”
中間管理職がいなくても会社を円滑に運営できる秘密はバーチャルオフィス
と名付けられた独自のシステムにあります。
社員は、業務に関するあらゆる情報を、バーチャルオフィスにアップ。
それらの情報は、全て社内でオープンにされます。
1人1人の仕事の進捗状況や、使った経費の内訳などについて、社員の間で
透明性が担保され、管理職がチェックする必要がなくなったといいます。
社員は上司に報告したり、部下から報告を受けたりする時間を取られる事なく
システム開発に集中できます。
働き方が労働基準法にのっとっているか等、法律で求められているチェックは
経営陣が行います。
副社長は、言う。 “社員を、いかに管理してマネジメントするのかじゃなくて
社員の人たちがどれだけ本業、現場に集中できて社内の管理業務にコストを
使わなくていいようにするのか? 場を作る。 環境を作る”
では、仕事上の課題などに直面した時、中間管理職なしで、どのように対処
しているのか?
社員: “パソコンの画面上に、みんなが、ババーッと出て来ます”
社員: “社員が日本中にいるので、色んな所から、今ここにいますと…”
Q: 札幌・富山・神奈川… すごいですね!
誰かが呼びかけると、他の社員が寄って来て、すぐに話しが始まります。
こうした何気ないやり取りを通じて課題解決のヒントを見つけて行くといいます。
この会社では、テレワークの導入にあたり、社員を評価する事もやめました。
社員が会社の評価を気にする事なく、バーチャルオフィスに情報をアップし、
自由な議論が出来るようにするためです。
こうした仕組みを整えた事で、この会社では、子育て中の女性なども採用
しやすくなったといいます。
2人の子供を育てる女性社員は、言う。
“自分たちのやりたい事を多少、収入が少なくなってもいいから、やれる様に
したいねって… で、結果、私は、今ここにだとり着いたし、夫も自分の会社で
したい仕事を出来ているので、すごくいいなと、今は思っています”
時代の先駆けとなったネットビジネスで、コロナ対策に全く影響されなかった
個人事業主も。
現在、ネットビジネスといえば、ユーチューバーやインスタグラマーなどと呼ば
れる人たちが稼いでいるというイメージが強いと思いますが、それらが世に
出て来たのは、まだ最近のこと。
それ以前のネットビジネスといえば、ホームページやブログで稼ぐブロガーと
呼ばれる人たちが一般的でした。
仕組みは、ユーチューバーやインスタグラマーなどと同じで、投稿して、提携
した広告主から報酬という形で収入を得るといった方法です。
私は、このブロガーという仕事を10年も前からやっていたおかげで、急に普及
した… いや、半ば強引ともいえる3密を避ける為のテレワークなんて、10年も
前からやっていましたよ!
おかげで、家には自分用ノートパソコンがあり、ネット環境も整っていました!
また経済状況が悪化したため、広告主が減った… のではなく、ネット通販に
切り替えた企業も増えました!
さらに、外出自粛の影響で、ブログの閲覧者数が増えました!!
ブロガーを始めた頃は、全く認知度がなく、ネットビジネスなんて怪しい事して
ないで、普通に会社勤めをしなさいと、周囲によく言われたものです。
しかし、コロナの影響で事態は激変!
普通に会社勤めをしていた周囲を見てみると軒並み休日が増え、給料が減り
解雇や雇止めになって、生活に困っている人が多かったのです。
更に、コロナの影響が長引いて、仕事をしたくても出来ない人が続出…。
この危機的現状を見て、つくづくブロガーを続けてて良かったと思っています。