FC2 トラックバックテーマ:「あなたの一番古い記憶はなんですか?」今、日本の祭りが大ピンチ!
その原因は、あなたの、こんな行動にあるのかも知れません!
自分だけは… という、身勝手で危険な振る舞い。
このままでは安全が確保できないと、祭りや花火の中止が相次いでいます!
番組の調べでは、警備の難しさや資金不足などを理由に2018年と2019年の
この2年で、およそ50が取りやめになりました。
(天候不順以外/花火のみを中止にした祭りも含む)
地元住民は、言う。 “もう、本当、ショックですよ!”
日本の祭りに何が起きているのか? 徹底取材で明らかにします!
このままでは、安全が確保できない。
各地では、祭りや花火大会が中止に至る事態が相次いでいます。
旭川市の石狩川フェスティバルで問題になったのは来場者の路上駐車です。
警備員を増やして来ましたが、予算が追いつかず、対応が難しくなりました。
人気だった、よさこいのステージと、打ち上げ花火。
苦渋の決断で、取りやめました。
石狩川フェスティバルの実行委員長は、言う。
“たくさんの方々が、ゼロから作って来たイベントで、本当に地域にも愛されて
いるイベントだと実感しております”
“本当に、やれたら良かったなとは思いますけど…”
更にこちら、ふじさわ江の島花火大会は、今年は最寄駅の工事などで混雑が
予想される事から休止に。 ここでも問題になっていたのは、マナーの悪さ。
花火の後、ゴミが散乱する様子に、SNSでつぶやく人も。
マナーの悪化、どう感じる?
去年は、ちょうど天気的に花火の途中にゲリラ豪雨がやって来るなどして、
お客さんが予期してなかったので、レジャーシートなどを置き去りにして、その
ままあとを去って行って、雨が上がって、次の日になって浜辺を見たら、ゴミが
ほったらかし状態になっていました。
日頃、地元のみなさんは、海をすごく大切にしているのです。
ビーチ・クリーン、清掃活動をして、キレイに保っていますが、他から来た人
たちが海を、ビーチを汚して行くさまを見て、何か、いたたまれなくなりました。
毎年恒例にして、すごく楽しみにしていた花火大会が、こういう事で中止に
なってしまうのは寂しいなという思いです。
また、マナーの低下の理由として、フリー・ライダーという問題があると、指摘
されています。
そのまま訳しますと、ただ乗り野郎みたいな言葉になるのですが、自分では
責任を持たないで、何か楽しい事があると、どんどん相乗りして騒いでしまおう
という無責任な人たちの事です。
主催者の目が届かないような規模のイベントになってきますと、死角ができる
といいますか、見えない所でゴミを捨ててやろうとか、これだったら許される
だろうと思っている人が一定数いるのは残念な事ですね。
主催者や地元と、ちょっと訪れる人に間に距離感があるということ。
やはり、目の届かないというか、規模が大きくなり過ぎたというのが、1つの
弊害だと思います。
取材では、全国でおよそ50の祭りや花火大会が、中止や大幅な規模縮小に
追い込まれた事が分かりました。
今回、地図上には、花火大会のみ中止というケースも含まれていますが、
それでも多かった理由としては、安全対策が難しいという理由を挙げている
ところが多かったのです。
例えば、神奈川県のお祭り。 観客が急増して、会場がすし詰め。
とても安全対策は難しいという事なのです。
次に静岡県の花火大会では、困った事に酔って海に入ろうとする人もいて、
警備員が足りないという切実な声もありました。
他には、こんな意見もありました。
同じく静岡県の花火大会ですが、マナー違反が多い。
主催者責任が、年々、重くなっているという事だったのです。
主催者責任が重くなるとは、どういう事なのか?
本来であれば、自分たちで管理できるエリアというか、空間を見ていればいい
のですが、本当に目が届かない所まで人が増えてしまうと、どこまで見れば
いいのか?というジレンマに陥るのです。
例えば、花火大会の帰り道にお酒を飲みに行って、事故を起こしてしまった。
そこまで見なくてはいけないのか?
目の届かない先の先の町まで行って、何かトラブルを起こした。
それも、こちらの問題なのか?というところが今、主催者は、すごくジレンマが
あるところだと思います。
本来、地元の楽しい神事やお祭りであるところが物々しいというか、本末転倒
というか、寂しい気分になります。