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コロナ禍でも広告収入によって利益を生み出すトレンドブログの裏側

第2118回「FC2ブログを始めてどれくらい経ちますか?」

初心者でも楽しく稼げる!  アフィリエイトはエーハチネット

トレンドブログは、この仕組みを使った、新しい今時のビジネスだといいます。
男性のブログの中で、多くのアクセスを集めた記事があります。 去年10月、
神戸市の小学校で発覚した、教師間のイジメに関するものです。

当時、大手メディアは実名を報道していませんでしたがネット上では加害者の
名前を知りたいという声が続出。 男性はSNSで見つけた名前を記事に掲載。
アクセス数は10万を超え、この月、17万円の収入を得ました。

Q: 判断を迷いませんでしたか?

“確かに迷いはあったのですが、ただ情報を調べていく中で元卒業生だったり
とか、情報に確証… 信じられそうな情報があった。 僕の感覚には、なって
しまうのですが…”

トレンドブログを始めてから、影響力の大きさを実感しているという男性。
自分たちの存在意義について、次のように話しました。

“大手メディアができないところを、良くも悪くも自由に報道できるのがトレンド
ブログで、読者が、どういう疑問を抱いていて、その疑問に対して答えを用意
できるのは、個人のブログじゃないと出来ないのなかと思います…”

トレンドブログで人権侵害も…。 トレンドブログの影響力が増す一方で、
深刻な人権侵害につながったケースがあります。

去年8月、常磐自動車道で、男が、あおり運転をした上、暴行をした事件。
この時、一緒にいた人物だとして、全く別の女性の個人情報が複数のトレンド
ブログで掲載されました。

ブログのリンクは、SNSにも投稿され、不特定多数の人が、怒りや正義感など
からリツイート。 瞬く間に拡散されて行きました。

デマの被害にあった女性です。 当時、無言電話や、1000件を超えるダイレ
クトメッセージが殺到しました。

デマを拡散された女性は、言う。 “本当に、私の実名と顔写真が、ネット上に
流れているんですよね… 何が起きたのか分からない…なぜ、こんな事に
なっているのか分からないというのが恐怖でしたね…”

女性は記者会見を開いてデマを否定し、裁判で訴える事を表明。その中には
悪質なサイトだけでなく、リツイートで拡散した個人も含まれています。

“グーグルとかで検索すると、まだ残っていて、これは、このまま残って行くの
だろうなと… (被害者は)そこまで背負って今後、生きて行かなければいけ
ないという事も知ってほしい…”

今回、私たちが取材した中に、女性の名前をトレンドブログに書いた人が
いました。 30代のトレンドブログを運営する男性です。

去年8月の記事。 タイトルには人違いの可能性と書いているものの、女性の
実名が目立つように記載されています。

Q: 違うと思ったら、名前とか出さずにやるという手もあると思うのですが?
“う~ん… でも、ここも、アクセス欲しさに名前を出しているのだと思います”

男性のブログは、普段、なかなかアクセス数が伸びず、収入は月3万円ほど。
少しでも収入を増やしたいという思いから、深く考えずに実名を載せてしまった
といいます。

“どうしても、稼ぎたいという気持ちが先行して、相手の事を考えずに書いて
いる部分は、少なからずあるのかな… たぶん、やり方としては、すごい汚い
部類だと思う…”

男性は、以前の職場で、脳梗塞で倒れた事もあり、仕事を辞めざるを得なく
なりました。 そんな時、自宅にいながら収入を得られる事を知り、トレンド
ブログを始めました。 朝の5時。 男性が向かったのはコンビニ。

発売されたばかりの漫画雑誌を買うためです。 漫画を写真に撮り、そのあら
すじを、細かくブログで紹介。 いわゆるネタバレ記事です。 著作権に詳しい
弁護士によると、こうした行為は、法律に違反する恐れがあるといいます。

Q: こういう写真を使う事は、問題はないのですか?

“曖昧というか、グレーではあると思うのですが、何か問題があれば、お問い
合わせしていただくような形にはしているので…”

私たちが取材をした後、男性は無断で使っていた画像の多くを削除しました。
トレンドブログがここまで広がった理由は?見えて来たトレンドブログの実態。
ここまで広まった理由は、まだあります。

それは… 世の中のトレンドを扱ったブログの中には、実際に自分で取材を
して記事を書いたり、経験や知識をもとに、役立つ情報を発信したりしている
ものもあります。

ただ、ご紹介した、事件・事故や芸能ニュース等を扱うトレンドブログの中には
誤った情報や、根拠の不確かな情報を掲載しているものが少なくないという
のが実情です。

なぜ、こうしたトレンドブログが、ここまで広がっているのでしょうか?

先ほどご紹介した通り、割と、記事を書くコツさえつかめば、誰でも書けると
いうのが、1つあると思います。

あと、もう1つは、パソコンまたはスマホにインターネット契約するだけなので、
初期投資も、大した額なく始める事が出来て、お小遣いを稼ぐ事ができます。

一部では、ノウハウを皆さんに共有するセミナーを開設して、生徒を集めて
受講料を取っている方もいます。

ブログの運営者は、人々の興味や関心に応えるのだという事を言っていた
事については?  人間の知りたいという欲求。 人間の性ですよね。

これは、もう、誰にでもあるものです。 その性に、上手く合致する様な上手な
ブログのタイトルの付け方がされているというのは、注目する点だと思います。
欲求に応えている、ニーズに応えているという事になるのだと思います。

では、トレンドブログに、どれだけの拡散力があるのか?
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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国・武漢市からチャーター便で
帰国した日本人のうち2人が、ウイルス検査を拒否したというニュースが報じ
られました。

その時に、 検査拒否 誰  で、検索すると、検索上位のほとんどがトレンド
ブログだったのです。 タイトルを見てみると、検査拒否は誰  名前  住所
そういった言葉が並んでいました。

ニュースが流れた直後には、こうした記事が、あっという間に大量に作られて
いたのです。 ただ、中身を見てみると、結局、どの記事も、文末には
分かりませんでした、というような言葉で締めくくられていました。

SNSなどを通じて、瞬時に拡散して行くという事になっているわけですが、
なぜ、拡散されて行くのでしょうか?

拡散とは一般的に、ただ興味のある情報、興味を引く内容だけでは広がって
行かないのです。 それを誰かに伝えたいという要素が、もう1つ加わって
初めて、バッと拡散するのです。

ですので、こういったケースも、その2つの要素を満たしているものがほとんど
です。 ただ情報発信は、拡散であれ何であれ、責任が伴っているのです。

多くの方が、それに気付いていないというのは、少し問題だと思います。
この問題となるトレンドブログの記事について、ネットトラブルに詳しい弁護士
によりますと、次のような3点が挙げられるのではないかといいます。

まずは、著作権侵害です。

漫画やドラマなどの1画面を切り出して使っているような場合は、著作権法で
定められている引用のルールを満たさなければなりません。

また、あらすじを紹介していただけの場合でも、書き方によっては、著作権を
侵害していると判断される事があります。

次に、名誉毀損です。

不確かな情報やデマを記事にして、誰かの社会的地位を低下させた場合は、
名誉毀損と判断される事があります。 また仮に、本当の事であっても、
公共性などがない場合は、同じく名誉毀損と判断される場合があります。

そして、プライバシー権の侵害です。

こちらは、例え本人がSNSなどに公開していた情報であったとしても、第3者が
私生活上の事実を、むやみに公開すると、プライバシー権を侵害したと、判断
される場合があります。

ネットトラブルに詳しい弁護士は、トレンドブログを巡る法律相談は年々増えて
来ているといいます。

一方で、匿名で記事を書いているブログの運営者を特定する事は、手間と
労力が掛かり、裁判を起こしたとしても、認められる賠償金がわずかなため、
裁判まで至るケースが少なく、そのため泣き寝入りしている人が多いとして
います。

一方で、不適切なサイトへの規制を強化する動きも出て来ています。 過激な
ブログ、グーグルの広告規制は? 2年前にトレンドブログを始めた、30代の
男性です。 広告収入で、月に平均で、40万円ほどを得て来ました。

“これは… 犯罪を犯した人にフォーカスして書いている…”

時に、過激な表現を使ったタイトルや、不確かな情報なども掲載して来たと
いう男性。 ライターを2人雇い、月に200本近い記事を投稿して来ました。

“お金の山ですね…”  多い月には、150万円の収入がありました。

“会社員で給料なんて、そんなに上がらないですから、年間、数千円とか、
数万円しか上がらないですよね… それどころか景気が低迷しているせいで
1度、給料が下がってしまうと次がなかなか上がらないので、それに比べると
やっぱり夢があるなと思いましたね… 何も気にせず、お昼に、お寿司食べに
行ったりとか…”  しかし、去年7月。 状況が一変します。

男性のもとに、グーグルから一通のメールが届いたのです。 広告の配信を
停止する、という内容でした。

グーグルの広告配信が止められると、収入のほとんどを失う事になります。
“終わったなと思いましたね… もう、来月以降、どうしようって…”

なぜグーグルは、広告を停止したのか? 私たちが取材をしたところ、個別の
件に関しては応えられないとした上で、次のように回答しました。

デリケートな事象・有害・または危険な行為。 悪意のあるコンテンツ。
その他のいくつかのジャンルのコンテンツには広告の表示を禁止しています。

グーグルは、こうしたポリシーに反するサイトをチェックし、もし違反している
ものを見つけた場合は、警告を出したり、広告の配信を停止したりするといい
ます。

実際に2018年には、世界中で1万5000件のサイト、約120万ページに対し、
広告の配信を停止しています。

広告停止されても、生き残るトレンドブログとは? 広告を止められた男性。
グーグルとは別の広告配信会社と契約を結びましたが、収入は大きく減少。
そこで選んだのは、トレンドブログのサイトを売却する事でした。

サイト売買を仲介する業者を通じ、男性のトレンドブログに興味がある人と、
交渉する事になりました。 これまで掲載した記事が、たびたび多くのアクセス
を集めて来た男性のサイト。

その実績から、新しく開設されたサイトよりも、検索上位に表示されやすく
なっているといいます。 そうした状態を、ドメインパワーが強いといいます。

このドメインパワーの強さが売買する際の価格を高めます。 アクセスの集め
やすさに直結するからです。 そして広告の配信。 グーグルなどとの契約は
運営者ごとに結ばれています。

1度、広告を停止されたサイトでも、運営者が変われば、再び広告収入を得ら
れる可能性があります。

購入を希望する男性は、別のトレンドブログを運営していましたが、収入が
思うように得られず、ドメインパワーの強いブログを探していたといいます。

譲渡の希望価格は300万円でしたが、270万円で交渉が成立。 購入した
男性は、グーグルのポリシーに違反しそうな記事を削除。 その後、新たな
記事を掲載し、広告収入を得ています。

運営者を変えて生き残っていくトレンドブログとは? トレンドブログは、今後、
どうなって行くのでしょうか?

トレンドブログについて、グーグルが広告の配信、そして検索という2つの面で
大きな影響力を持っていると思うのですが、どうなのでしょうか?

まずは、広告の配信についてですが、グーグルも対策はしていて、日常的
あるいは定期的なサイトのチェックを通じて、著作権侵害であったり差別的な
サイトについては、広告の配信を停止する措置をとっています。

ただ、数多くあるサイトの中身を全てチェックできているのか?というと、現状
では不十分と言わざるを得ないと思います。

なぜならブログ・ホームページ・ツイッター・ユーチューブなど、SNSの利用者は
世界中にいて、数え切れないほどのサイトが存在しているからです。

そして次に検索ですが、グーグルは定期的に検索のアルゴリズムを変更して
います。その中で質の高いサイトを上位に表示するように手を加えています。

特に、医療情報やニュースなどを扱うサイトについては、専門的で信頼できる
サイトを優先して表示するという風にしています。

ただ、今も、誤った情報を載せたサイトが、しばしば検索の結果上位に表示
されている事を見ると、十分に対応し切れていないのではないかという風に
感じます。

一方で、ブログの運営者側というのは、その検索のアルゴリズムの中で、
どうすれば上位に表示されるか?というのを、日々、研究していて、サイトの
内容を変えて行く等して、グーグルと運営者側のイタチごっこのような状況が
続いています。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、トレンドブログだけでなくネット上に
あふれる情報と、どう向き合うか? 私たちにとって、大きな課題です。

不確かな情報が拡散し、トイレットペーパー等が品切れになるなど、生活への
影響が続いています。

私たちネットユーザーは、どうしたらいいのでしょうか?

まずは、自分で情報を見極める! 自分でというところがポイントですが、
当たり前のようで難しいですよね?

例えば、この手のトレンドブログには、言葉遣いにクセがあったりします。
○○について、調べてみました。  とか、  いかがでしたか?  などです。
結構、よく使われている言葉です。

そういったキーワードがあるものは、当然、我々が、もしかしたら見たくない
ものかも知れない。 例えばグーグル検索だと、調べたいキーワードに加えて
見たくないキーワードを加えられるのです。

調べたいキーワードに、続けて、半角のマイナスで、除外したいキーワードを
入れて検索してみると、除外したいキーワードが含まれていない検索結果を
出す事が出来るのです。 これは、1つ、やり方のコツになると思います。

そして、情報の出所を確認するとは、どうしたらいいのでしようか?

見て行くと、SNSに、こう書いてあったよとか、フェイスブックに、こう書かれて
いたのでとか、この写真はフェイスブックから持って来ましたみたいなのが
多いのです。 それって、自分で調べてないんだよねという。

この情報を信用できるのかなというのは、これは感覚として持つべきだと思い
ますし、出所というのは、今、言ったようなネットに転がっていたものを集めて
いるのだったら、その程度のものなのかなという風に思うべきだと考えます。

そして、その情報は、玄関に貼り出せる?

これは受け手ではなくて、その受け取った情報の扱いなのですが、実は、
情報というのは、見ているだけのつもりで我々すでに、もう発信者側に立って
いて、ツイッターのリツイートなんていうのは、まさに情報発信なのです。

不確かな情報、書かれたブログをツイッターでリツイートするという事は、その
不確かな情報を自分で発信している事になるのです。

例えば、あの話題の人の勤め先はどこだよとか、出身校どこだったというのを
実際の自分の家の玄関に貼るか?といったら、嫌ですよね?

自分の家の玄関に貼れないものは、ネットに書けないと思っています。
これは実は、情報発信とは、マスメディアも個人も、責任は一緒なのです。

情報を発信する行為に関しては、みんな、権利と義務は、同じように持って
いるのです。 そこを、今、1度、認識する必要があるのではないでしょうか?
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コロナ禍が続く今、私たちの職場には、電気やガスが止められてしまった上に
食べる物がないという人たちや、家賃が支払えず家を失いそうになっている
人たちなどが、次々に相談に訪れています。

町には、収入が途絶え、明日の見通しすら立たない人たちが、増え続けてい
ます。 そこで今回は、社会福祉協議会の現場から、今、地域で何が起きて
いるのか?お話ししたいと思います。

私たちの暮らす豊中市は、大阪市の北部に面した人口40万人のベッドタウン
です。 27年前の阪神・淡路大震災のあと、孤独死が相次いだ事をキッカケに
豊中では高齢者の見守り等のボランティア活動が活発に展開されて来ました。

この活動を地域住民と進めてきたのが、私たちコミュニティソーシャルワーカー
です。 コミュニティソーシャルワーカーは、地域の課題を住民と共に発見し、
行政と連携して解決して行く社会福祉の専門職です。

私たちは、孤独死をはじめ、ゴミ屋敷・引きこもり・8050問題・ヤングケアラー
など、さまざまな課題に取り組んで来ました。 2年前の1月、新型コロナウイ
ルスの感染拡大が始まり、4月には緊急事態宣言が出されました。

私たち社会福祉協議会は、コロナの影響で収入が減少した人に対する、国の
緊急小口資金や総合福祉資金などの貸し付けを行う窓口となりました。

窓口には飲食関係をはじめ、タクシー・ホテル・旅行・建設業など、さまざまな
職業の方が、たくさん来られました。 更に、パートで働く女性や外国人の姿も
目立ちました。 全国で、合わせて315万件もの貸し付けが行われました。

貸し付けだけでは生活再建が厳しい人には、生活保護の制度を紹介しますが
多くの人が拒否されます。 その原因の1つは、家族や親戚に扶養できるか
どうかの問い合わせが行く、扶養照会への不安です。

そして、もう1つの理由は持ち家や自家用車・生命保険などの財産を整理して
身ぐるみを剥がされないと生活保護受けられないのではないかという苦悩。
更に最も大きいのが、生活保護に対するパッシングの影響です。

これらについては、国も一定の緩和策を出していますが、制度を利用する
住民の不安は取り除かれていません。 生活保護は、本来、最後のセーフ
ティーネットとして機能する制度です。

それに対して多くの人たちが、生活保護だけは絶対に受けたくない!と、
拒否する現実があります。

今、求められているのは、誰もが生活に困窮したら、すぐに入れて生活再建を
したら、すぐに出やすい、生活保護の新しい在り方ではないかと思います。

そしていよいよ、今年度中には、コロナ特例の貸し付けが返済の時期を迎え
ます。 返済額は、多い人で200万円にも上ります。

今後10年にわたり、返済が続く事になりますが、そうすると、ますます家計が
苦しくなり立ち直る事ができない人を、たくさん生み出してしまう事になりかね
ません。 更に最近の物価の高騰に加え、この6月から年金が減額されます。

このままでは日本は、大貧困社会へと突入してしまう可能性があります。
この貸付金の返済についてだけでなく、お金を借りている人たちのコロナ後の
生活再建についても、支援体制の強化が求められていると思います。

さて、次に私たち豊中市の地域活動について、お話しします。 コロナの感染
拡大が始まった2年前の春、それまで、さまざまな形で展開されて来た、
高齢者の見守りなどの地域活動は、全て中止となりました。

今まで私たちは、みんなで集まって、つながって、地域をよくして行こうと活動
して来ましたが、ソーシャルディスタンスという要求は私たちの大事にして来た
活動の方法論を否定するものでした。

そして活動が出来ない日が2カ月ほど続いた時、地域のボランティアの方から
私たちって、阪神・淡路大震災から、一生懸命、孤独死を作らないと頑張って
来たのに、こんなに簡単に止めていい様な活動だったのと言われたのです。

私はハッとしました。 地域活動を、このまま止めてしまうと家の中で体が弱っ
て行く人、認知症が進む人、更に孤独死が、また増えてしまうかも知れない。
何とか、地域活動を再開できないかと考え始めました。

そして、感染症の専門家に監修していただき、地域活動再開のためのガイド
ラインを作成し、1つ1つの活動について再開の方法を模索しました。

例えば、みんなで集まる高齢者の会食会や、子供は食堂は行えないが、
お弁当を参加者に手渡すだけのテイクアウトだったら出来る。

更に、さまざまな活動を屋外で行ったり、独り暮らしの高齢者などに往復はが
きで安否確認をするなど、地域のみなさんからも創意工夫に満ちたさまざまな
アイデアが出されました。 また、こうした中で、新たな出会いもありました。

今回、貸し付けの窓口には外国人の方が、たくさん来られました。 私たちの
町に、想像以上に多くの外国人の技能実習生などが暮らしていたのです。

そこで聞き取りをすると、言葉や文化の壁、必要な情報が届かない情報の壁
にも苦しみ、更には、地域に1人も知り合いがいないといった、孤立の実態も
分かりました。

そこで、技能実習生と地域の人たちで、フットサルの交流会を行いました。
そして、それがキッカケになって、今度は実習生たちが地域の住民を招いて、
ベトナム料理の作り方を教えてくれるといった、新しい交流も始まりました。

また、新たな出来事として、家を失っている人が、町の中に、たくさんいる事が
分かって来ました。 ある日、早朝、ラジオ体操に参加していた民生委員さん
たちから、公園にホームレスの人が増えているよと、連絡をもらいました。

そこで、朝4時に職員と共に公園に行ってみると、1人男性がいました。 声を
かけましたが、人目を気にして、そそくさと、その場を離れようとしたので、
名刺に必ず連絡して下さいと書いて、差し出しました。

そして、握手をしました。 その時、彼の目には、光るものがありました。
2日後、本人から連絡があり、すぐに支援が始まりました。

彼は、市役所に行けば、命が助かるのではないかとは思っていたが、そこは
敷居が高かったといいます。 自己責任論に縛られて、SOSを出せない人が
たくさんいます。

コロナをキッカケに、私たちの町だけで、家を失った人、30人を支援しました。
今、振り返りますと私たちは、この2年間、3つの命のリスクと闘って来たように
思います。 1つは、感染症に対する命のリスク。

もう1つは、経済が止まり、収入が途絶えた人の自殺などの命のリスク。
そして、もう1つが、長引く外出自粛により体力が弱り、孤独死などに陥る命の
リスクです。

そしてコロナは、これまで見えなかった外国人などのセーフティネットの届か
ないところにいた人や、生活に困窮する人々の孤立・孤独の実態も浮き彫り
にしました。

私たちは、今回のコロナの経験を経て、今後、これまでよりも優しい社会を
目指すのか? それとも、コロナ禍で顕在化した新たな課題を、見て見ぬふり
をして、課題を埋め戻してしまうのか? 今こそ、真価が問われます。

厳しい人を見捨てる社会は結局、みんなが見捨てられる事になる社会です。
1人も取りこぼさない社会を目指すというなら、これからが正念場だと思って
います。
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一生懸命お絵描きする動物園のヤギとオットセイ。 これ、なんとネット上で
資金を募るクラウドファンディングのお礼の品を動物たちが作る様子なのです。

この企画で集まったのは、およそ4000万円。 新型コロナのピンチを共助の
力が救いました。 “飼育費に100%、回させて頂いたのですけど、あれが
あったから今があると思います。動物たちも、すごく喜んでいた”

資金集めの新たな仕組み、クラウドファンディング。 コロナ禍の去年、支援
総額は前年の3倍近くに急増しています。 苦境に立つ伝統産業や医療現場。
農協やNPOには、なんと、1億円以上の支援が集まりました。

“飲食店とか、ものづくりメーカーとか、特に、昨年の緊急事態宣言の時は、
社内がパンク寸前になるほど、たくさんのご相談を頂きました”

なぜ、共助の輪が、これほど広がったのか? 支援者の思いに迫りました。
支援者1 “クラウドファンディングの良い所は、本当に支援を求めている人に
直接、お金が届けられる事だと思う”

支援者2 “つながりを感じられたり、感謝を伝えられたり、そういったところが
非常に満足感につながっている” 一方では、トラブルも。 支援金を、だまし
取られたと被害を訴えるケースが起き始めています。

弁護士 “詐欺のやりやすさでいうと、やりやすい環境にはある。リスクを十分
理解した上で、お金を出した方がよい” コロナ禍で花開く共助の輪、クラウド
ファンディング。 その可能性から課題まで、徹底的に掘り下げます。

都内にある国内最大手のクラウドファンディング運営会社です。 10年前に
設立されました。 運営会社とは、資金を募りたい企画者と支援者の間に立ち
企画を審査し、アドバイスを行う存在。

集まった支援金の一部を手数料として受け取り、残りを企画者に振り込み
ます。 コロナ禍の去年、手がけた件数は1万6000件以上。 設立以来、1件
だけだった1億円超えの企画が、8件に急増しました。

運営会社と組んで去年クラウドファンディングを行った岐阜県の町工場です。
作っているのは、日本酒を注ぐ枡(ます)。 大垣市で国内全体の8割が作られ
ている伝統産業です。

しかし緊急事態宣言でイベントや結婚式が軒並みキャンセルとなり、売り上げ
が半減しました。 社長は、職人技を守るため、雇用調整助成金など補助金を
申請しました。しかし、いつ結果が来るかが分からず、不安だったといいます。

“お金が必要な時期に、その支援が合致しないと会社は回らない。それを待
っていて職人に給料が払えないと悲惨な事になる。やはり待っていられない”

その時、若手社員が提案したのが、購入型クラウドファンディングでした。
クラウドファンディングは、資金を集める方法に種類があります。

その1つが購入型。 支援者から資金を集める代わりに、お礼の品やサービス
を返すのがルールです。

3000円支援してくれた人には、妖怪アマビエの絵が入った枡。 10万円の
支援者には、なんと、社長の出張講演会など、知恵を絞ったお礼の品を用意
しました。 緊急事態宣言が続いていた4月末、募集をスタートすると…。

伝統技術を絶やしてはいけないという声がSNSで盛り上がり、全国から支援
が殺到。 1カ月半で、300万円が集まりました。 公的支援よりも早く雇用を
つなぐ、大きな助けになったといいます。

“スピード感は、すごく感じました。かたや、補助金は、いつ下りるんだろう?
通ってないのかなと思っているのに対して、明確に金額が見えて来る。これに
対しては、1つの安心感があった”

クラウドファンディングで得られるメリットは、支援金だけではありません。
去年、クラウドファンディングを行った、レストランのオーナーです。

自家製のカレー粉を、お礼の品に資金を集めたところ、一緒に送られて来た
メッセージに、強く勇気づけられました

“頑張ってねとか、絶対、お店閉めないで下さいとか、そういうメッセージが
毎日、届くのです。本当に嬉しくて…。どうなっちゃうか分からない時期だった
ので、本当に力になった。パワーをもらいました”

オーナーはコロナ禍で苦しい仲間も巻き込み、この喜びを分かち合いました。
“私は、販売するキーマカレーのパッケージの絵を提供しました”

企画に誘われたイラストレーターの女性です。 ポスターなどの仕事が減って
いる中、オーナーから、お礼の品のデザインを依頼されました。 彼女が参加
する事で、レストランには関係のなかったイラストのファンにも拡散。 目標の
500万円を上回る支援が集まりました。

“協力するから、無償で商品作るよと言ったら、それが違っていて全部グッズ
の売り上げは、私の方に回すからと。本当に助かりました。涙が出ました”

更に新たな販路も生まれました。 SNSで評判を呼んだカレー粉を土産物店
で販売開始。更には大企業の社員食堂にも採用される事が決まったのです。

オーナー “夢のようなというか、こんな小さい店で、そんな話が来るなんて、
全く想像もついていなかった話を頂いて、ビックリしています”

お礼の品を返さない、寄付型のクラウドファンディングも、増加しています。
30年以上前から北九州でホームレスの人々を支援するNPO団体。コロナ禍
で苦しむ人たちを支えるため、初めてクラウドファンディングを実施しました。

購入型と違い、資金を出してくれた人には、商品やサービスのお礼はありま
せん。 それにもかかわらず、全国の1万人以上から、総額1億円が寄付。
コロナ禍で住まいを失った人に、サポート付きの住宅を150室確保できる見込
みです。

“これだけの人の気持ちが動いて、これだけの人の気持ちが集まっている。
何か新しい事が始まる。コロナ大変だけども、逆にコロナから生み出された。
新しい地平みたいなものが垣間見えた。あそこに人の思いが集まる様子を
見ていた人たちも、励まされたのではないかなと思います”
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なぜ今、多くの人が見ず知らずの相手に資金を出すのか? 支援者に聞いて
みました。“私も非正規雇用で暮らしに余裕があるわけではないのですが…”

支援をした女性。 コロナ禍をキッカケに、他人の苦しみに思いをはせる事が
増えたといいます。 “私自身も人に支えられた事があった。そういったホーム
レスの方、困っている方との距離感が、以前より縮まったから支援しました”

そして支援した人たちの活躍が励みになるという、会社員にも出会いました。
この男性は、NPOやアーティストなど、200件以上に支援。 企画の成功が
自分の事のように嬉しいといいます。

“自分では決して達成できないような夢とか、未来とかを、その人を介して
自分も実現する一員にしてもらっているイメージです。むしろ感謝されるよりも
一緒に乗せてくれて、ありがとうという感覚が強いかと思います”

こうしたさまざまな分野で、大きな支援となっているクラウドファンディングなの
ですが、一方でトラブルも起き始めています。 こちらは、埼玉県に住む女性。 
去年4月、クラウドファンディングで、あるトラブルを経験しました。

当時、深刻だったマスク不足を解消するため、絹を使った高品質のマスクを
生産するという企画。 女性は、クラウドファンディングは初心者でしたが、
信用して支援したといいます。

“クラウドファンディングというのは、第三者の目が入って立ち上げているので
そういった意味で安心感というか…” ところが、2カ月後に届いたのは、絹を
一切使っていない化学繊維のマスクでした。

驚いて運営会社のサイトを見ると、4月にはあった絹の表記が消されていたの
です。 この企画者が集めた金額は、5400万円以上。 いいマスクを作ろうと
いう趣旨に賛同したのに裏切られたと、支援者は怒りの声を上げています。

女性も消費生活センターに相談し、返金されましたが、不信感は拭えません。
“募集ページの内容を書き替えた事が、本当に不信感しかない!きちんと、
よい企画を立ち上げているものもあると思うけど、そうではないものも、かなり
混ざっているのだろうなと思ってしまう…”

なぜ、サイトの表記が変わったのか? 企画者が取材に応じなかったため、
運営会社に尋ねました。 理由は企画者が素材の表記を間違えたというもの。

変更点は、企画者から支援者に伝える決まりでしたが、それが当初は、なさ
れていなかったといいます。

“今回、そういった事が事実起こった事に関しては、真摯に受け止めておりま
して、訂正のご案内を支援者にして下さいねと、お約束させて頂いているので
すが…”

変更を伝えるというルールが徹底されなかった事を、謝罪したいと語る運営
会社。 その一方で、新商品の開発プロジェクトなど、クラウドファンディングは
変更や中止のリスクが避けられないといいます。

“どうしても新しいモノを生み出す土壌作りという役割を負っている以上、リスク
を100%免れる事が難しい。こういうリスクもあって、でも、こういうチャレンジを
応援しているんだよね。啓もうというか…支援者さんにも一部ご理解頂きたい
部分ではあると思っています” 急速に増えるクラウドファンディング。

ネットの商取引に詳しい弁護士は、支援金の使い込みなど、悪質なケースの
相談も出始めているといいます。

“1万円のクラウドファンディングに対して、リターンがなかった時に、それだけ
の金額のために訴訟をするのか?そういう事を考えると、必ずしも割に合わな
いので、やったもん勝ちになる面はありますね”

トラブルを減らし安心して支援をしてもらうため、運営会社は企画のアドバイス
と審査を行っています。 この日、打ち合わせに来たのは、オンラインの音楽
ライブを企画する学生団体。

実現性や支援金の使い道について、話し合って来ました。
学生 “有名歌手が、気候変動を訴えるライブエイドのようなものがあったら、
僕も、ぜひ出演したいと、おっしゃっていて、じゃあ、私たちで、そういった事を
やってみない?みたいな感じで…”

学生たちは、集まった金額によってライブの内容を変えるのはどうか?と考え
ていました。“前半で、どこまで集まったかでオンラインのコンテンツが増える。
支援する側も、4月24日のライブをよくするという気持ちで分かりやすいと思う”

しかし運営会社は、目標をきちんと定めた方が信頼性が高まり、支援も多く
集まるとアドバイスをしました。

運営会社 “集まったお金によって出来る事が変わって来るというところは、
かなり不確実性の高い事。言っていた事がコロコロ変わってしまうとか、集ま
らなかったら、やりませんだと、信頼を欠いてしまう事になる”

こうした打ち合わせを、平均4回実施し、専門チームによる審査も行います。
支援者が安心して応援できる仕組み作りが急がれています。

運営会社の役員 “お金を託す支援者の思いもあるわけですし、そこの審査は
厳格にやるべきではないかと思っています”

これから、こうして広がっている支援の輪が、1つの文化として、しっかり根づ
いて行くためには、何が必要なのでしょうか?

困った人を支えたい。 あるいは共同して問題を解決したい。 これは我々が
社会を創って来た時から、ずっと共通して来た課題なのです。

その時、クラウドファンディングというものが、我々、選択肢として使える事に
よって、多様性のある人々の困難に応えたり、あるいはプロセスを透明化する
事によって信頼を作って行く。 こういった新しい手段を、手に入れたと考えて
います。 まさに民主主義が、より一歩進むための新しいアプローチに、この
クラウドファンディングというのが、成り得る可能性があります。

こういったアプローチを、我々みんなで育てて行くという事が、豊かな社会に
つながるのではないかという風に思いました。



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