第2118回「FC2ブログを始めてどれくらい経ちますか?」FC2 トラックバックテーマ:「トレンド、流行りものに乗るタイプ?我が道を行くタイプ?」1年前から、トレンドブログを運営している男性です。
大手メディアが伝えていない情報を発信し、人々のニーズに応えている事を
知ってほしいと取材に応じました。 妻と、幼い子供がいる男性。
飲食店で働きながら、毎日、2~3本の記事を書いて来ました。
内容は、事件・事故や芸能情報など、その時ネットで注目されている話題。
月に、50万近いアクセスが、あるといいます。
人々の関心を集める記事を、どのように書いているのか? “新型肺炎が…”
取材を行った、この日、新型コロナウイルスの感染者が、国内で初めて確認
されました。 速報を見た男性は、ネットニュースのコメント欄をチェック。
多くの人が、関心を寄せている事を確認しました。
この話題は、アクセスを集められると考えた男性。
続いて確認したのは、ツイッター。
“どういう意見があるのか?というのを見ている感じですね…”
“やっぱり、場所を書いていないなって…”
Q: あぁ、場所書いてないって、書いてありますね…。
ツイッター上には、発生場所や感染経路を知りたいといった声が、あふれて
いました。 これが、ネットユーザーのニーズだと、男性は考えました。
“この新型肺炎も、身の危険とかがある話題なのに(報じられている)情報量が
すごく少ないじゃないですか…”
“(調べる人の)怒りの感情というのが、アクセスというか、そこに検索という
欲が出て来る…”
検索上位の秘密とは? トレンドブログが影響力を持つ大きな理由。
それは、たびたびネット検索の上位に表示される事です。
そのカギを握るのは、タイトルだといいます。
男性がタイトル欄に打ち込んだのは… 発生場所 ・ 感染経路 。
ツイッター上で、あふれていたキーワードです。
男性は、多くの人が、このキーワードで、ネット検索をするのではないか?と、
予測しました。
検索に使われるキーワードと同じ言葉をタイトルに入れておけば、検索結果の
上位に表示されやすくなるといいます。 更に、記事の本文にも工夫が…。
ネット上のニュースで、目に留まったところをコピー(コピペ=コピーペースト)。
しかし、それだけでは記事のオリジナリティが低く、検索結果の上位に表示
されにくい、といいます。
そのため、自分の感想など、独自の文章を加えて行きます。
“公開しちゃいます…” Q: 完成ですか? “はい”
書き始めてから、1時間あまりで完成。
その間、男性が直接、取材をする事は、ありませんでした。
Q: 1次情報にアプローチしようとは、考えないのですか?
“個人でやっていて時間に限りがありますし、1次情報の最先端みたいな所
まで踏み込んでやって行くのは、個人では、なかなか難しいのかなと…”
アクセス数が増えれば、広告収入につながる。
トレンドブログは、男性にとって、収入を得る重要な手段でもあります。
ブログには、広告のリンクを貼っていて、この広告がクリックされると、男性に
自動的に収入が入ります。
こうしたネット広告配信のサービスはグーグル等複数の業者が提供していて
個人でも、審査に通れば利用する事ができます。


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トレンドブログは、この仕組みを使った、新しい今時のビジネスだといいます。
男性のブログの中で、多くのアクセスを集めた記事があります。
去年10月、神戸市の小学校で発覚した、教師間のイジメに関するものです。
当時、大手メディアは、実名を報道していませんでしたが、ネット上では、
加害者の名前を知りたいという声が続出。
男性は、SNSで見つけた名前を、記事に掲載。
アクセス数は10万を超え、この月、17万円の収入を得ました。
Q: 判断を迷いませんでしたか?
“確かに迷いはあったのですが、ただ情報を調べていく中で元卒業生だったり
とか、情報に確証… 信じられそうな情報があった”
“僕の感覚には、なってしまうのですが…”
トレンドブログを始めてから、影響力の大きさを実感しているという男性。
自分たちの存在意義について、次のように話しました。
“大手メディアができないところを、良くも悪くも自由に報道できるのがトレンド
ブログで、読者が、どういう疑問を抱いていて、その疑問に対して答えを用意
できるのは、個人のブログじゃないと出来ないのなかと思います…”
トレンドブログで人権侵害も…。
トレンドブログの影響力が増す一方で、深刻な人権侵害につながったケース
があります。
去年8月、常磐自動車道で、男が、あおり運転をした上、暴行をした事件。
この時、一緒にいた人物だとして、全く別の女性の個人情報が複数のトレンド
ブログで掲載されました。
ブログのリンクは、SNSにも投稿され、不特定多数の人が、怒りや正義感など
からリツイート。 瞬く間に拡散されて行きました。
デマの被害にあった女性です。
当時、無言電話や、1000件を超えるダイレクトメッセージが殺到しました。
デマを拡散された女性は、言う。
“本当に、私の実名と顔写真が、ネット上に流れているんですよね…”
“何が起きたのか分からない…なぜ、こんな事になっているのか分からない
というのが恐怖でしたね…”