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コロナ禍の波に揺れ続ける世の中に並んでいるモノを循環型にする

FC2トラックバックテーマ 第2151回「皆さんの地元あるあるを教えてください!」
新型コロナウイルスの第3波に揺れる、東京・新宿。 飲食店の物件を専門に
扱う不動産会社の社員が、調査を行っていました。 “まだ、夜の7時半で、
この人の少なさですよ… ここは、1棟、まるまる閉店していますね…”

オフィス街から新宿駅に続く超一等地。 居酒屋や飲食店の閉鎖が、相次い
でいます。 “今までだったら、すぐ次が決まっている。 何社も競合して、やり
たい人たちが手を挙げていた物件になります。 この仕事をしていて、初めて
こんな事が起きています” 新型コロナで深刻なダメージを受けた日本経済。

その一方で、テレワークの広がりを機に、新しい経済が芽吹き始めています。
ある不動産会社では、郊外の建て売り住宅が、飛ぶように売れ…。
“前年比、約40%増ですね…”

ホテルや空き家を転々とする、住まいの常識を根底から覆すサービスが
人気を呼んでいます。 “とても快適ですね… 何も問題ないですね…”
コロナ禍で、次々と生まれる新しいビジネス。 その最前線を取材しました。

この1年を振り返って、コロナが私たちの暮らしにもたらした最も大きな変化は
何か?  仕事という点では、やはり、テレワーク。

その裏返しとしての在宅時間の増加ではないでしょうか? 課題はあるものの
テレワークって意外に使えるよね!という声を、よく耳にして来ました。

先月、厚生労働省が結果を発表した実態調査でも、現在、テレワークを利用
している会社従業員の87.2%が、引き続き利用して行きたいと答えています。

こうしたテレワークと在宅時間の増加は、通勤を前提とした経済活動に大打撃を
与える一方で、通勤を前提としないライフスタイルを後押しする、新たな経済
活動を生み出すのではないか?と期待されています。
(当サイト内→会社や組織に属さない新しい働き方とは?を読んでみてね!)

この大転換の荒波に、今まさに、さらされているのが、‘ちょっと帰りに、一杯、
飲んで行かない?’ という会社帰りのサラリーマンに、懐に優しい価格で、
お酒や料理を提供して来た、居酒屋チェーンです。

東京有数のオフィス街として知られる、新宿・副都心。 その一角にある飲み
屋街を歩いていたのは、大手居酒屋チェーンの創業者。

“店が、もう、歯抜け状態になって来たね… 高層ビルから、ドッと人が流れて
来ないと、ダメなんですよ!”

JR東日本をはじめ首都圏の鉄道各社が、2021年3月13日より、ダイヤ改正で
終電時刻の繰り上げや、初電時刻の繰り下げを実施する事になった。最大の
ポイントは、新型コロナで深夜帯の乗客が減少した事を受けたため。

それに伴い、40年間運行していた座れる通勤電車として運行していた湘南
ライナーが、運行終了となった。 かつて通勤といえば、身動きが取れない
満員電車に揺られて、会社に通うものでした。

そこで、混雑緩和の切り札として投入されたのが、湘南ライナーなどの新しい
通勤専用列車。 オール2階建て列車も導入した。 働く人の強い味方として
人気を集めていた。

しかし新型コロナの影響により、首都圏での平日の定期利用者は6割減、
深夜帯の利用は7割減となり、いまだ回復の見込みがないという。

JR東日本は、湘南ライナーをはじめとする通勤専用の電車を首都圏の各線区で
運転していましたが、今回の廃止で全ての列車がなくなる事になります。
“だから多分、テレワークするから、人が流れないわけですよね…”

訪れたのは、自身が経営する居酒屋。 ピーク時には、毎日100万円以上を
売り上げた、ドル箱店です。

忘年会シーズンの12月は、最大の稼ぎ時。 しかし、この日の予約は…。
“2件だけですよ… しかも、3と2は、3名と2名という事? 今まで、こんな事、
無かったのにな… これが、現実だね…”

この店は、来年1月に、閉店する事になりました。 業界に入って36年。
かつてない危機に直面しています。

24歳の時、居酒屋チェーンのフランチャイズ・オーナーから、キャリアをスタート
させた創業者。 当時、居酒屋チェーンの快進撃が始まっていました。

その原動力となったのは、冷凍食材の大量仕入れによる低価格路線の追求
でした。 それまでサラリーマンが多かった居酒屋に、安さに引かれた学生
たちが、サークルのコンパで押し寄せたのです。

そこに新風を吹き込んだのが現在の居酒屋チェーンでした。 1992年1号店を
東京・渋谷にオープン。 創業者が目を付けたのが… パートの主婦でした。

“例えば、揚げ出しナス、揚げ出し豆腐など、お母さんの料理を作りましょう!
というのが狙いだった。 我社は、昼から主婦のパートが店に来て、夕方の
4時5時まで仕込みをする。 あと、夕方の5時からは、他のチェーン店と同じ
です。 アルバイトが来て煮るだけ・焼くだけ・揚げるだけというオペレーション
になって行くわけです”

パートの主婦が調理した、手作り感あふれる料理で、客の心をつかんだ。
創業から15年で、全国に、およそ600店。 930億円を売り上げる、居酒屋
チェーンに成長させました。

“日本全国の居酒屋マーケットの2割をとりたい。 その地域に、先に出ている
チェーン店を潰しに行くと” しかし、この頃から足元で異変が起きていました。

矢継ぎ早の出店攻勢で体制が追いつかず、さまざまな労働問題が発生した
のです。 創業者は、当時を、こう振り返っています。

‘現場では、とにかく人手が欲しかったのです。(中略)急成長を言い訳にでき
ませんが自分が思っている社員の幸せの形が崩れていったと反省してます’
(警鐘/渡邉美樹著より)

2008年、更にリーマンショックが追い打ちをかけます。 居酒屋業界では限界
ギリギリの低価格競争が始まり全品300円を切る激安チェーンが台頭します。

現在の居酒屋も対抗して、激安店を展開したものの、3年で撤退。 その後、
人手不足による人件費の高騰などで、苦しい経営が続きます。

そこに襲ってきた新型コロナ。テレワークの普及で会社帰りのサラリーマンが
宴会で利用しなくなった事が響き、売り上げは前の年と比べ、7割減少。

都心を中心に… 11月末までに、104の居酒屋を閉めました。 閉店が相次ぐ
今、生活費をアルバイトに頼る人たちにも、影響が出始めています。

この日、閉店した板橋区の店には、17人のアルバイト・スタッフが働いていました。
“私は、大学で東京に上京しました。それで、生活費を稼ぐために働き始めた”

夜遅くまで働ける居酒屋のアルバイトは、地方から出て来た学生などにとって
貴重な働き口。

このチェーンでは、感染拡大が始まった頃、およそ1万1000人のアルバイトを
雇用していました。 閉店は、こうした人たちの生活を直撃します。

10月、創業者は、大きな方向転換を打ち出しました。 およそ350店の居酒屋
のうち、3割を、来年度までに、焼肉店に転換するというのです。

“今回… 経営者人生、最大の勝負に出る” 切り札は、ここでも低価格。
安さが売りの和牛です。 使うのは… 出産を何度も繰り返したメス牛。

脂が乗っていないので、通常、焼肉には使いませんが、そのメス牛を、再び
太らせ、焼肉用にしたのです。 この牛を使ったカルビは、1人前590円(税別)。

和牛・上カルビ980円(税別)。 1000円以下に抑えました。 焼肉店への転換は
急ピッチで進められています。 ここは、その1号店。 (東京・大田区)

オープンから1カ月後、平日の夜にもかかわらず、120席ある店内は、満席
でした。 目につくのは、家族連れ。 こちらにも…。 居酒屋時代に比べ、
月の売り上げは、3倍になったと、いいます。

お客は言う。   “普通、このカルビは、1000円以下で頼めない”
店のマネージャーは言う。  “こんなにお客に来て頂いて、ビックリしてます”

創業者が、視察に訪れました。 “平日に、家族が来るのは、ありがたい。
これは焼肉の強さですね。 居酒屋にはない世界ですから…”

Q: なぜ、居酒屋がダメで、焼き肉ならOKなのですか?
“居酒屋の7割くらいの客は、何となく居酒屋を使う。 目的は、ない。 例えば
今日、仕事が早く終わったから一杯行こうとか… けど、焼き肉は違う。
焼き肉を食べる。 これは決定的に違うところです”

独自のコロナ対策も打ち出しました。 店員が客に接触する機会を減らすため
店のオペレーションを機械化。 料理は、回転ずしで使われる、特急レーンで
配膳されます。個室に配膳するのは、最新のロボット。

こうして、居酒屋時代は8人いたアルバイトの接客スタッフは、半分の4人に
減りました。 (この居酒屋チェーンでは、原則として閉店した店のスタッフに
近隣の系列店の仕事を紹介しています)

Q: コロナ禍で活躍しているのが、このAI・ロボットですか?
居酒屋チェーン創業者“はい、そうです。時給300円で、よく働いてくれます”

Q: では、人の雇用は、どうなってしまうのですか?
“居酒屋は、アルバイトに8割、頼っていた業態なので、アルバイトの雇用は、
申し訳ないが引いて、社員の2割を確実に守って行く”

Q: 大学生や主婦など、アルバイトやパートで生活をして来た人は、居酒屋に
期待できないという事ですか?

“そうてすね… 今まで何千人、何万人、雇用していた部分が、厳しくなって
いるのは現実です。 ただ、まずは、社員を守りたい。 居酒屋業界は追い
詰められているので、それは本音です…”

正社員の雇用は、何とか守りたい。 新しい雇用の形も、打ち出しました。
介護施設で働いているのは、居酒屋チェーンの正社員になって3年目の男性。

居酒屋で接客をしていた経験を買われ、本社から、この施設への出向を提案
されたのです。

“正直な事を言ってしまうと… 飲食業界も、どうなって行くか見えない。
せっかくなので、しっかり覚えて、自分の身に付けたいなと思っています”

この男性のように出向している社員は、11月末で34人。 今後は、他の業種
にも出向を広げて行く予定です。

Q: 長引くコロナ禍で、これから居酒屋は、どうなって行くと思いますか?
居酒屋チェーン創業者  “マーケットは、間違いなく縮んで行く。 だから、
じゃあ… 次の時代は、何を求めているのか? という事で、我々は焼き肉に
チャレンジ、から揚げにチャレンジ、次は餃子にチャレンジします。 つまり、
次の時代が求めるものをつくり続ける事によって、雇用を守り、受け皿をつく
ろうと、今、努力をしています”

一方、居酒屋というスタイルそのものを、大きく見直そうというチェーンも出て
来ています。 10月にオープンした、こちらの店。 目立つのは広いキッチン。

テーブルは1つしかありません。実はここ、テイクアウトとデリバリーの専門店。
テレワークや外出自粛で家に巣ごもりするようになったファミリー層を狙っています。
運営するのは、宮崎地鶏が売りの居酒屋、塚田農場を手掛ける会社です。

全国各地の食材を取り寄せ、それらを使った本格的な料理を、家庭に届ける
のだといいます。 こちらは、宮崎の和牛を使ったハンバーグ(1300円/税込)。

粗挽きの肉に、特製のソースをかけています。 これは、韓国料理のサムゲ
タン(3000円/税込)。 国産の若鶏を、丸ごと1羽、煮込んでいます。

この会社の社長が、創業以来、初めての危機を乗り越えるため、つくったのが
デリバリー専門店でした。

“また、第3波で感染者が増えて来たから、注文が増えて、今週末は忙しい”

既に、多くの飲食店が参入している、宅配事業。 社長は、居酒屋で築いた
ネットワークやノウハウを生かして、この競争に打ち勝とうとしています。

“家で主婦が作らない料理って、たくさんある。 手間がかかる。 主婦たちの
サポーターをするのが、コンセプトでやっています”

この会社は今、背水の陣を敷いています。 港区にあった本社を池袋の閉店
した店に移転。 経費を極限まで切り詰め、浮いた資金を、デリバリー事業の
立ち上げに、つぎ込んでいます。 “無理やり引っ越して来た…”
※ テレワークの事を、もっと知りたいなら → 楽天市場


更に社長は、自身の役員報酬を返上。 会社の復活を目指しています。
“21年目にして、より、経営の難しさを思い知らされている。 今は、とにかく、
もがいて、この新規事業を立ち上げ、みんなと一丸となって乗り越えて行き
たいなと思っています”

コロナ禍の生き残りをかけてテイクアウトとデリバリーに力を注いでいるのは、
飲食業界では、もはや当たり前となりつつある。

長引く緊急事態宣言と営業時間短縮要請と感染予防対策として店内の席数
が増やせないままなので、お客の入りが戻って来ないからである。

そのため都心部では、ウーバーイーツなどの宅配業者が乱立し、交通マナー
(信号無視・接触事故・高速道路侵入)などの悪さが、たびたびニュース沙汰に
なっている。 だが、そこに大きな雇用が生まれているのも事実である。

パン屋さんやお弁当屋さんでは、コロナ対策として、出来上がり時間や店内
状況をSNSでお知らせするいう、デジタル社会の現代ならではのアイデアも
生まれている。

コロナ禍で、一気にデジタルマネーが普及したせいか、金融の自動機店舗が
次々と閉店している。 だが、そこに目を付けた人がいた!

もともと立地の良い場所なうえテイクアウトとデリバリー専門にした事で店内は
狭くても十分に経営して行けるという。 食品スーパーのお総菜コーナーも、
コロナ対策が取られている。

コロナ前は、食べたいと思うお総菜を自分でパックに詰めるスタイルだったが
コロナ後は、飛沫&接触防止・3密回避などにより、商品が全てパックに詰め
られた状態で売られている。

そのため今までは、コロッケを3個で買えたのに、現在は2個か4個のどちらか
店側が用意したモノを選ぶしかない。

コロナ禍だから仕方のない事だと分かっているが、今まで自由に出来た事が
急に束縛されるようになり、それに慣れるしかないと思いつつ、すごく違和感を
覚える。 主婦にとって、1個余分に買う買わないは、大きな問題なのだ…。

Q: 居酒屋が、なかなか苦しいということで、どうご覧になりますか?

今、コロナをキッカケにして、消費に大きく2つの変化が起きています。
1つは、消費する場所です。 職場に近い所で食事をしたり、モノを買ったりして
いたのですが、リモートワークや3密を避けたいという事で、自宅に近い所、
または、地元です。

消費地の変化を裏付けるデータが、こちら。 (富士そば店舗別の売上比較)
大手立ち食いそばチェーンの売り上げを、前の年と比べたものです。

都心の新橋店は緊急事態宣言後、大きく落ち込み、今でも6割程度しか回復
していません。 これに対して、千葉県柏市の店は、前の年に近い水準にまで
戻って来ています。

その変化に伴って、もう1つ、消費の単位が変わって来ているという事です。
職場で、みんなで食べに行くとか、仕事が終わってから、みんなで飲みに
行ったり、食べに行ったりするというのも、ずいぶんと減っている。

その代わり、家族単位や個人単位で消費するという事が、増えて来ている。
この大きな2つの変化が、消費の中身を変化、引き起こしている。 こだわり
消費というか、自覚的消費者が増えて来ている。

つまり、人と集まるために、とりあえず、どこかいい所ないの?みたいな事では
なくて、あそこのお店の、あの料理が食べたいとか、そういう風に、自覚的に
モノを消費して行くという事が、強まっていると思います。

場所は、都心から郊外へ… 都心にこだわる必要がなくなって来ている。
サラリーマンをターゲットにして、あらゆる繁華街に、同じものが提供されている。

こういうチェーン展開型のビジネスの限界が来ているのではないかという事
だと思います。 そこに、コロナが一撃を加えたという感じです。 日本では
人口減少。 それから、もう既に、国内市場が飽和状態である。

更に、慢性的な人手不足。 こういった、多くの課題を、そもそも抱えていたと
いう産業なのです。 逆風が吹く飲食業界がコロナ禍を生き抜く戦略として、
キーワードは、共感型消費です。

それは、このモノが美味しいとか、この商品が良いというだけでなく、会社の
経営者の姿勢です。 例えば地元の伝統を生かして、こんな事をやっています
といった事を、アピールすれば、応援したいという気持ちになりますよね?

冒頭の方で紹介された大手でも、あんなに苦労しているのかと思うと、少し
応援してみようかなという気になる。 そんなに困っているのだったら、1度
くらい、行ってみようか… みたいな。

今年、コロナで一気に広がったテレワークですが、一気に広がった分、各家庭
では、ちょっとした問題が起きているようです。

こちらは、不動産情報会社が調べた、テレワークを行う際に起きる不満
ランキングです。 1位、オンオフの切り替え 2位、仕事専用スペース 3位、
仕事用のデスクやイス その他、1人で集中するスペースや子供を見ながら等。

これまで自宅が仕事を本格的に行う場所だという風に考えて来られなかった
という事に、起因する不満が、ズラリと並んでいるようです。
(子供には、勉強部屋という個室が与えられる事が多いが、親には、寝室しか
なかったり、父親は書斎、母親はキッチンが居場所という固定概念が強い)

実は、こうした不満が、新たなビジネスを生み出す種になっているのです。
家にワークスペースを必要とする人(男性だけでなく女性も)が、増える今、
大手デベロッパー(住宅会社)が提案するのが、可動式の仕事部屋。

大手デベロッパーの担当者は、言う。 “置くだけで空間を作れる。 在宅
ワークが出来るスペースという事で、こちらの箱の間を、おすすめしています”

これを、どんな風に使うのかというと。 リビングの一角に設置して。 この中で
テレワークをします。 “ほどよく気配を感じながら、籠りたい時は、中に入れば
いい… 振り返れば部屋全体が見られるので、やりたい事に集中する事も
出来るし、仕事の合間に子供の様子を見る事も出来ます”

テレワークがキッカケで、マンションから郊外の一戸建てに住み替える人も
出て来ています。

西船橋から延びる私鉄の駅から、歩いて10分ほどのところにある、お宅を
訪ねました。 こちらの若い夫婦は、今年8月に3LDKの建て売り住宅を購入。
東京・新宿に本社を置く、大手IT企業に勤める夫。

緊急事態宣言を受けて、テレワーク中心の働き方に切り替わりました。
しかし当時のマンションは、2つの個室を、夫婦の寝室と物置として使っていた
ため、仕事は、リビングで行うしかありませんでした。

夫 “毎回、このディスプレイを運んで、接続して、ようやく仕事をする感じ…
なので、個室でこのような感じで、書斎でしっかりとテレワークをできる環境は
仕事の効率も上がるし、引っ越して良かったなと思います”

この建て売り住宅のお値段は、4000万円台。 夫婦で、家にいる時間が増え
たと、いいます。 中でも、特に気に入っているのが、こちら。
夫 “屋上テラスに惚れて、こちらの物件に決めました”

屋外専用ソファーと、ガスコンロが装備された、屋上テラス。
週末になると、友人を自宅に招き、バーベキューが恒例となっています。
集まる時、以前は、居酒屋を使っていましたが、生活は一変しました。

夫 “マンションだと周りの音を気にする。もともと外に遊びに行っていたのが、
家で過ごす時間が増えたというのがありますね…”

首都圏の住宅市場で、何が起こっているのか? この夫婦に住宅を販売した
不動産会社です。 屋上付き建て売り住宅に力を入れるこの会社。 コロナ禍
での業績は絶好調。 “前年比、上半期と比べまして、39%増です”

緊急事態宣言が明けてから、売り上げが急増したといいます。 社長によると
今年売れた物件の場所には、例年と違う特徴があるそうです。

“まぁ、見てもらうと… 都心は、あまりない。埼玉エリアも、かなり動いている”
今年は、郊外の物件が、よく売れています。 しかも交通の便が悪いなど、
これまでなら、人気の出にくかった物件が、売れているというのです。

“駅から離れている住宅も、今の時代は需要がある。 会社に来なくて良いの
なら、窮屈な狭い所で、高い家賃を払って住む必要もない… だったら、
一戸建て、持とうというニーズが出来ている”

都心から郊外へという流れは、コロナによる一時的なものなのか? 不動産
コンサルタントの方に伺いました。

“もちろん、コロナの感染症を嫌って、都心よりも郊外という動きもあるけれど、
これは日本人の働き方が変わって来たという所に、1番大きな原因があると
思っています”

日本の不動産は、25年周期で変化していると、コンサルタントの方は分析して
います。 1970年代からの25年間。(1970年~1995年)

郊外の私鉄沿線に、ニュータウンが次々と造成され、多くのサラリーマンが
憧れのマイホームを手に入れました。

潮目が変わったのはバブル崩壊後の1995年。団塊ジュニアを中心に都心部の
マンションに住むようになります。(職場に近い場所が選ばれるようになった)

“95年を境に、日本社会に大きな変化が起こります。 この頃を境目に、実は
専業主婦世帯と、共働き世帯の数が逆転します。 夫婦共働きであれば、
経済力も、以前よりは、随分ついたという事で、ライフラインが整っていて、
会社に通いやすい場所に住もうと… これを私は、会社ファーストの家選び
という風に言っています”

2000年代に入ると、規制緩和も追い風となり、都心ではマンションの供給が
急激に増加。タワーマンションが続々と建設されます。 そして迎えた2020年。

テレワークをキッカケに価値観が変化し、再び、郊外の時代がやって来ると
不動産コンサルタントの方は、言います。

“会社に通わなくていいのなら、少し郊外の、例えば衛星都市。 こういった
所の近くに住んで、もっと自分の趣味趣向で生活をする。 こういう時代が…
これからの25年だと思っています”

コンサルタントの方の不動産25年周期説が、とても興味深がったのですが、
ちょうど、その節目に当たる2020年のコロナ禍において、問い合わせ件数の
上昇率の多いランキングというのが、この地図なのです。

都心部から1時間以上、離れた郊外が、ランクインしています。
(1位、八街 2位、姉ヶ崎 3位、大網 4位、相模原 5位、小田原)
1位、2位、3位を、千葉県が独占しています。

試しにNHKから、1位になった八街(やちまた)まで、どれだけかかるか調べて
みたら、2時間くらいかかる事が分かりました。 毎日、会社に通うには、少し
厳しい…。 つまり通勤が毎日ではなくなって来ている、という前提なのです。

実際に、総務省が毎月、発表している人口移動報告というのがあるのですが
東京都は、7・8・9・10月と4カ月連続で、入って来るよりも、流出している方が
多いのです。

Q: ところが、その周りの千葉・埼玉・神奈川では、3カ月連続で流入している
方が多いという事で、何となく、この地図を裏打ちしているようなデータだなと
思ったのですが…?

でも実際に、これは、アメリカで起きていた事だったのです。 ニューヨークや
サンフランシスコは、前年比、何十%減なのです。

そこから2時間くらいの所が、前年比40%増とか、そういう動きがあったので、
これは日本でも起きるぞと思っていたのですが、こんなに早く起きて来るとは
実は、思わなかったのです。

Q: 今、東京に本拠を持ちながら、家族の介護で、浜松でも暮らしていると
いう事なのですが…?

私は、今、ほぼ100%、リモートになりましたので、今、まさにオフィス不要と。
ですから、引っ越し先を、どこにしようという風に考えている、さなかなのです。
オフィスも要らないし、別に、住居も要らないという事なのです。
※ テレワークの事を、もっと知りたいなら → 楽天市場


Q: でも、その内、やはり、都心の方が便利だし、何か、いいよねという事で、
都心に戻るというような事はないのですか?

ある程度は起きると思うのですが、ただ都心に行かなくてもいいとか、離れて
色んな事が出来るという事が、だんだん、みんな実感として生活の中に折り
込んでしまっている。

私、今、大学を退職して、何か趣味を持たなくてはいけないと思って、ギターを
プロから教えてもらっているのです。 そのレッスンもリモートで私は東京、
先生は埼玉で娘夫婦は沖縄の石垣島から一緒にレッスンを受けているのです。

色んな地方で生活をしながら、都会で住んでいる人や、有名な先生などと、
一緒に色んな交流が持てるのです。

だったら、別に、わざわざ都会にいる必要もないという事になると思うのです。
だから私、住民票を、石垣島に移して、これから、行ったり来たりしようかなと
思っています。

Q: でも、みんなが郊外や地方に行ってしまったら、都心は、どうなるのか?

恐らく相当、東京はスペースが空いてくるという気がします。 そうすると、その
スペースを、どう活用するか?という時に、もう1回、生活のしやすい都会に
戻ろうというのが、1つあると思うのです。

あと、公共の避難所スペースがないので、そこを民間とタッグを組んだりする。
また、今、過密の所を、もっとオープンスペースにするとか、緑にして避難が
出来る場所を作りましょうという事で、都心の新たな役割というものが出て
来るのではないかなという風に思っています。

テレワークで、ほとんど通勤しなくていいのならば、都心のマンションは、もち
ろんの事、郊外の一軒家も必要ないのではないか?

そう考えて、新しい暮らしを実践する、名付けて、アドレス・ホッパー。
今、アドレス・ホッパー向けのビジネスが、人気を呼んでいるのです。

こちらは、IT関係の仕事をする男性です。 自宅に案内してくれるという事で、
ついて行くと、入ったのはホテル。 男性は、今、ホテルに住んでいるのです。

10月に、マンションから住み替えた男性。 引っ越しの際に家財を整理して、
必要最小限の荷物を持って移り住みました。 夏物などの衣類は、外部の
トランク・ルームに収納しています。

“もともと… ホテル暮らしを始めようと思ったのも、仕事に集中する環境を作り
たいというのがあった。 ホテルは、あまり音が入って来ないとか仕事に集中
できる環境だと思う。 それが実現できて、いい暮らしを送れている”

男性が利用するのは1カ月単位でホテルを借りるサービス。 料金はホテルに
よって異なりますが、月額69800円~ 全国200軒以上が登録しています。
東京オリンピックを当てにしていた、ホテル業界。

新型コロナで、外国人観光客が消滅し、軒並み、苦境に陥っています。
この状況に目を付けたのが、ある不動産仲介会社でした。

稼働率を上げたいホテルと、コロナ禍で新たに家を探す人とを、マッチング
しようと考えました。 用途は、さまざま。

通勤中に感染する事を恐れ、会社近くのセカンド・ハウスとして利用する人。
単身赴任先の住まいとして利用する人。ワーク・スペースとして利用する人も
出て来ています。

不動産仲介会社の部長は、言う。 “敷金・礼金・初期費用なしでパッと住める
というところで、これだ!と思って頂いた。 ホテル生活なんて、芸能人しか
やらないようなイメージのサービス。 それが自分でも手が届くという事で…”

このサービスに登録したホテルも、手応えを感じています。 サービスに登録
したホテルの社長は、言う。

“ホテルは今までと違う売り方を、して行かなければいけない。 コロナ禍で
生き残れるホテルと、生き残れないホテルは、出て来るだろう…。 でも、
そこで下を向くのではなくて、逆に、チャンスだと考えている”

マンションから住み替えたIT関係の仕事をする男性。ホテルの料金に水道光
熱費やインターネット使用料も含まれる為、生活費がおよそ3割下がりました。

“掃除をやってもらったり、タオルとか水の補充をしてもらったり、すごく快適。
家がキレイになっている状態で帰って来ると、とても気持ち良くてあり難い”

更に、各地で問題になっている空き家。 これをアドレス・ホッパー向けに活用
したサービスも、広がっています。 千葉県習志野市。 駅に降り立ったのは
アドレス・ホッパーの男性。 Q: 今日は、どちらから来たのですか?

“今日は、神戸の方から…” 神戸の食品メーカーに勤める男性。 向かった
のはリフォームされた1軒の空き家。 出迎えてくれたのは、この家の管理人。

男性が利用するのは月額4万円で各地の空き家などに住み放題というサービス
です。 2年前に始まった、このサービス。 全国に100カ所以上、滞在できる
場所があります。 春には、菜の花が満開になる南伊豆。

温泉を楽しみながら住める、別府の空き家などが、登録されています。
緊急事態宣言が解除された後、会員数は、3倍に急増しました。

空き家のサービスをしている会社の社長は、言う。 “IT系のエンジニアや、
専門職を持つ方が多かったが、コロナ後は普通の一般職の方、営業や販売
いわゆる事務職の方々が、入って来ているという傾向がある”

コロナ後、月に2日ほどの出社になった、神戸の食品メーカーに勤める男性。
神戸の中心街に借りていたマンションを解約し、家賃の安いアパートに引っ越し
ました。 浮いたお金を使って、アドレス・ホッパーを始めました。

最初に訪れたのは、新潟県十日町市。 名物の へぎそば に舌鼓!
大阪・八尾市では、書院造りの屋敷に滞在。 京都市では、築およそ100年の
京町屋に、滞在しました。

“出勤しなくいいという事だったら、神戸にいなくてもいいのではないか?
今までにない刺激も、もらえるし、リフレッシュも、しやすいと思った”

声をかけてくれたのは、同じく、この家に滞在するアドレス・ホッパーです。
食堂やリビングは、共同で使う。 いわば、シェアハウスのような暮らし方。

持ち寄ったお土産で話しが弾みます。 旅気分を求めてアドレス・ホッパーを
始めた、皆さん。 コロナ禍で、改めて気付かされたのは… リアルな交流の
大切さでした。 アドレス・ホッパー仲間は、言う。

“自粛期間中に1人だったら、多分、どういうメンタルになっていたか…”

“私も、色んな所に行っているけれど、やはり、帰って来た時に誰かいて、
本当に、ただいま!というのを、普通に言ったりするので、ホッとする場所に
なっているので、この時期でしたけど、本当に良かった”

神戸の食品メーカーに勤める男性は、言う。 “在宅していると、忙しい時に、
それを共有できる人とか、相手がいなかったりするので、誰かがいてくれたら
その人と話しや、団らんが出来るというのがあって、それが1番大きい収穫
かなと、最近は思っている”

今回、取材をして、非常に感じたのが、若い世代、アドレス・ホッピングを
楽しむ世代というのは、モノや空間を他人とシェアする事に抵抗感がないと
いう事に、少し驚きました。

僕ら、40代50代の世代なら、まず、名刺交換をして、少しずつ歩みを寄せて
行って、こういう人なのだと、やっと分かってから心を許すみたいな…。
だけど、若い世代は、やはり、その場でパッと仲良くなってしまう。

また、カバン1つで、全国を旅して、人と交流するというのは、昭和の寅さん的
生き方かなという風に思いまして、昭和のサラリーマンからすると、憧れの
生き方じゃないですか。

それが今、本当に、こうやって現実に、今の世代の人たちは出来るのだなと
いう事で、非常に羨ましいなという風に思いました。

しかし、これを見ていると若い人限定。 しかも独身限定の話しかなと思って
いたのですが、調べてみると親子でアドレス・ホッピングをしている方を見つけ
ました。 コンサルティングの仕事をする、こちらの男性。

小学6年生の次女を連れて、アドレス・ホッピングを満喫して来ました。 しかし
課題は子供の学校。 滞在した自治体によっては、地元の学校に受け入れて
もらえた事もありましたが、短期間の在籍には、まだ壁があるようです。

子供の学校を、どうするか? 教育を、どうするか? という事は、親としては
頭の痛い問題だという風に言っていました。

やはり、各学校に、リモート・クラスみたいなのが、1クラスくらいあって、その
人たちは、少し離れた場所からでも授業を受けられて、別の学校にも、実際、
顔出して行けるというような、柔軟な制度が出来てくれば、そういう事も可能
ですね。

Q: ここまで、究極のアドレス・ホッパーという生き方を見て来たのですが、
一見、楽しそうに見えるのですがアドレス・ホッピングしながらも成果を出して
行かないと、仕事をしたとは言えないわけですよね?

そうですね。 それだと、ただの遊びになってしまいますよね…。

Q: 中高年の私たちは、会社に行く事が、仕事みたいな所もありました。
そういうのが、テレワークによって、ある意味、成果が出せないのであれば、
もう不要ですみたいな事には、ならないのですか?

差が、ついて来ますね、相当。 やはり、成果を出さなくてはいけないために、
ついつい、みんな色んな無理をする。 会社だと、退社時間だから帰りなさい
という風になるのですが、なかなか、そういう仕組みにはならない。

そうなると、下手をすると過重労働になって、皆が無理をして、逆に生きづらい
社会にしてしまう可能性がありますから、その辺のところを、どうやってルール化
して行くのか?

日本は年功序列型の評価になっているので、そこが本当に完全成果主義に
変われるのか?といったところで非常に、人事評価を、どうやって行くのか?
というのは、今、企業の中で、見直しをかけられているという事になってます。

Q: 今回、取材をしていて、1番気になったのが、雇用の問題なのです。
コロナ禍を乗り切ろうとテクノロジーをどんどん導入してみたら、効率化だけが
進んで、雇用が戻って来ないという事が起きてしまわないのか?

ハッキリ言って、日本は根底には働く人が足りない社会である。 人口減少で
人手不足の中、コロナの影響で、混乱期なのだと思うのです。

だから、絶望するような状況では全然なくて、これは歩きながら、動きながら
皆で考えて、調整をしながら進んで行く以外…。

こうすれば良いですよという答えがあって、それを全部、用意しておけばいい
という風には、なかなか行かないのです。

コロナウイルスという、誰も経験した事のない事態じゃないですか。 正解も、
誰も分からないという状況だと思うのです。

ですから、若い人や経験者などが、企業の垣根を越えて、行政も固定概念を
取っ払って、一丸となって、お互いが助け合って行かないと、良い方向には
行かないと思うのです。

でも面白いですよね。 こんな事が起きているんだとか、こんな生き方がある
んだとか、こんな会社があるんだとか…。

一方では、あんなに凄い会社が、今、本当に行き詰まって、次のために、
こんなに苦労しているだとか、そういうのを見ていると、色んな人のエネルギーは
感じますね。

テレワークで変わる、さまざまな現場を見るにつけ、日々、当たり前のように
行われて来た通勤という営みが、私たちの暮らしや経済を、いかに形づくって
来たのか、改めて痛感しました。

果たして、テレワークの本格的な導入は、私たちに幸せをもたらすのか?
それは私達が、通勤に費やして来た膨大な時間とエネルギーを、コロナ後の
新たな社会を築く活力に、うまく転じる事が出来るかどうか。 そこにかかって
いるのではないでしょうか?
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世界的な COVID-19 のパンデミックで、我々の生活様式が大きく変わった
事は、皆さま、ご承知の通りですが、このコロナによる生活様式の変化は、
目に対しても大きな影響を与えました。

今回は、その1つである、ドライアイのお話しをしたいと思います。

人間の五感で得られる情報の8割は、目から入るといわれていますが、この
情報の入り口は、角膜と呼ばれる組織になります。 角膜は、光を屈折させて
レンズの役割をしています。 いわゆる、黒目と呼ばれている部分です。

この角膜ですが、表面は多数の生きた細胞で覆われており、角膜上皮細胞と
呼ばれています。 この角膜上皮細胞は、常に涙の層で覆われて保護されて
います。涙の層は3層に分かれていて、油層・水層・ムチン層となっています。

しかしながら何らかの原因でこの角膜を覆っている涙の量や質が低下すると
角膜が乾いて、このように細胞が傷ついてしまう状態になります。

これが、ドライアイです。 ドライアイの方というのは、我が国には、1500万人
程度おられます。 ドライアイでは目が乾くといった症状の他に、目がゴロゴロ
する。 目が疲れる。 ぼやけるといった、さまざまな症状を自覚します。

特に、午後や夕方から症状が顕著になるといわれています。 ドライアイは、
女性に多く、アジア人はドライアイの発症率が高い人種とされています。

またコンタクトレンズをつける事は目が乾きやすくなりますし、コンピューターや
タブレット・スマートフォンなどのディスプレイを長時間見続ける事も、ドライアイ
のリスクを上げます。

もともとドライアイというのは加齢によって涙腺からの涙の分泌の力が落ちた
ご高齢の方に起こる目の病気だったのですが、現代社会ではコンタクトレンズ
ユーザーの増加やディスプレイを見る時間が増えて、特に若い方のドライアイ
が増えています。

実は、COVID-19のパンデミックで、世界中でドライアイの症状を訴える患者
さんが、増えている事が分かりました。 その理由としてリモートワークなどの
ために、パソコンやタブレットなどのモニターを見ている時間が増えた事。

マスクを着用する時間が非常に長くなった事。 精神的なストレスが増えた
事の3つが挙げられています。

コロナ時代になって、リモートワークやオンラインでの会議、インターネットでの
動画の視聴、スマートフォンの使用時間が増加しました。 モニターやディスプ
レイを集中して見ていると、まばたきの回数が極端に減少します。

人間は通常、1分間に15から20回程度、まばたきをしています。 我々は、
まぶたを1回閉じて開く時に角膜の表面に涙を塗りつけて角膜を潤わせます。
まばたきをする事は、ドライアイにならずに角膜を守るためにとても重要です。

しかしながら、ディスプレイを集中して見ていると、まばたきの回数が3分の1
から4分の1に減少し、知らない内に目が乾いてドライアイの状態になります。
それが更に続くと、角膜に傷を作ってしまいます。

コロナ前からコンピューター作業の多いオフィスワーカーのドライアイが問題
になっていましたが、コロナで更に加速してしまいました。 これがコロナ禍で
ドライアイが増えた1つ目の理由です。

2番目の理由として、マスクを着用する事による目の乾きが挙げられます。
これは、マスクドライアイとも呼ばれ、世界中で問題になっています。

マスクの上の方の鼻にあたる部分は、どうしても隙間が出来てしまいます。
この隙間から漏れた息が風となって、目の表面に吹きつけられます。

この写真は微粒子可視化システムで、吐く息の流れを可視化したものですが
マスクをつけない時は吐く息が、そのまま前に出て行きますが、マスクを着用
すると上の隙間から息が漏れ、目に直接、当たっている事が分かります。

この風によって、角膜の表面の涙液が蒸発して、ドライアイが生じます。
コロナによって世界中の人が、1日中、マスクを着用するようになりました。

日本では、以前からインフルエンザや花粉症の時期になると、予防として
マスクをつける習慣がありましたが、欧米の方々は、今までマスクなどつけた
事などがない方が多く、海外から驚きをもって、マスクドライアイの報告が
多数されました。

ヨーロッパの研究で、約18%の方が、マスク着用でドライアイ症状が悪化した
と報告されています。 日本の調査でも同様の割合で、マスクドライアイが
生じている事が分かりました。

マスク着用は、これからも続けて行かないといけません。 マスク着用を続け
ながら目を守って行く事が、重要であると思います。

コロナ禍におけるドライアイの増加の理由の3番目は精神的なストレスです。
先の見えないパンデミックが、長期に続いた事で、多くの方々が精神的に
ダメージを受けました。

不安やストレスの持続で、自律神経のバランスが乱れて、ドライアイが悪化
すると考えられています。 以前から睡眠不足や精神的なストレス・うつ状態
というのは、ドライアイを悪化させるといわれています。

これは涙を分泌する涙腺、特に水分の分泌が副交感神経支配を受けており、
ストレスや緊張状態で交感神経の興奮が強くなると、涙腺からの涙の分泌が
減る事が原因です。

このように、コロナ禍ではディスプレイを長時間見る事、マスクの長時間の
着用、精神的なストレスによって、ドライアイが強くなり、目にとって、よくない
状況になっています。

それでは、私たちはドライアイに対して、どのように対応して行けばよいで
しょうか? コロナ禍におけるドライアイから目を守るコツとして、次の方法が
考えられます。 1つ目は、ディスプレイを見ている時の工夫です。

具体的には、まばたきを意識して行う事。 エアコンや空調の風が直接、目に
当たらないようにする事。 加湿器を使う事。 長時間見る事が続いたら、目を
休める事。 また、視線を上向けにすると目が大きく開いて、涙の蒸発が増え
てしまいますのでパソコン作業時は視線を下向きにするのがよいと思います。

入浴やストレッチなどでリラックスして、涙が出やすくするのも良いです。
また、点眼薬(目薬)を、うまく使う事も重要です。 まずは、薬局で買えるドライ
アイ用の市販薬を使われるとよいと思います。

その際、大切な事は薬の添付文章に記載してある用法・用量を守る事です。
目薬のさし過ぎは、逆に、角膜に傷をつける事もあるので、注意をして下さい。

また市販薬をいくら使ってもドライアイ症状が変わらない場合は、ぜひ眼科を
受診して下さい。(目薬が古い、使いかけ、1人以上で使うのはNGです!)

今回は、コロナ禍におけるドライアイについてのお話しをさせて頂きました。
皆さん1人1人が目を守る意識を持っていただき、コロナ禍でも快適な見え方を
維持していただければ、大変、嬉しく思います。



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