みなさん、現在、若い女性に人気のインスタグラマーって、ご存知ですか?
街で若い女性に聞いてみました。 インスタグラマーの印象は?
“流行の最先端感がある… 私たちにとっては、憧れです”
インスタグラマーとは写真共有アプリのインスタグラムにオシャレなファッション
や風景やグルメなどの写真を投稿し、多くのフォロワーがいて、若い女性に
絶大な影響力を持つ人のことをいいます。
しかも、今や一般人でも人気に火が付き、プロのインスタグラマーとして、
それだけで生計を立てている人がいるのです。
そんな人たちは、そもそも、普段は何をしているのか?
どうやって、お金を稼いでいるのか?
どうやって、フォロワーを増やしているのか?
そんなインスタグラマーの謎に、密着してみました!
まずは、人気インスタグラマーって、普段、何してる?
待ち合わせたのは、お昼の渋谷。
早速、普段、どんな行動をしているのか、見せてもらいましょう!
自身がモデルとなり、個性的なファッションを発信し、流行に敏感な女性から
支持を受け、フォロワー数約3万2000人のファッション系インスタグラマーさん。
そんな彼女の今日の予定は?
やって来たのは、今、インスタ映えするパンケーキとして若い女性の間で
大人気のお店。
インスタグラマーは、インスタ映えする流行りのスポットは、必ずチェック!
ここは、本棚の扉の奥に個室があるユニークな店内。
超分厚い、オムレツのような人気のパンケーキ!
早速、写真を撮るのですが、店内が薄暗いのは、よくあること!
そこで取り出したのが、スマホ用の照明!
料理を明るく、ハッキリ、綺麗に、美味しそうに撮るための照明は、常に携帯
しているのが、インスタグラマーの日常です。
撮影したら、早速、インスタにアップ! すると、1423件のいいねをゲット!
一方、リポーターが向かったのは、別のインスタグラマーのもとへ。
やって来たのは、パンケーキとはうって変わって出世の石段で有名な東京の
愛宕神社。
石段の下で、センターを陣取って写真を撮っている彼女は、独得の色合いで
何気ない日常の風景をアートに変えるナチュラル系インスタグラマーさん。
もともと一般の方ですが徐々に人気を集め、今やフォロワー数約10万9千人。
インスタ活動の一環で、石段の撮影をしていたそう。
彼女の場合、風景を撮ったりしてインスタグラムに載せることで、その写真を
見た企業や地方自治体などから、撮影の依頼が来るのだそうです。
でも、こんな石段で、インスタ映えするのか?
インスタグラムは海外の人も見ているので、海外のフォロワーに向け、和風な
写真も撮影してアピールしているのだそう。
今や11万人近いフォロワーを持つ彼女に、インスタ映えする撮影テクニックを
伝授してもらいました。
まずは、目の前の近い部分だけを撮るのではなく、石段の全部が入るように
レンズがある方を下に向けて、地面につけて撮ります。
つまり、スマホを逆さにすれば、より低い位置で写真が撮れるのです。
すると、石段全体が入るだけでなく、空の抜け感まで綺麗に入るのです。
また写真を撮る時には、シンメトリーを基本に中心線を意識すると、カッコイイ
写真が撮れるそうです。
さらに、撮影の時に自分の手を入れるとオシャレな印象に変化するそうです。
そのため、彼女の写真には、手を入れ込んだ写真がたくさんあります。
ここからは、取った写真をオシャレに加工して行きます!
石段の写真を、編集機能を使って、まずは、フィルターで色の濃度調整を
します。
次に傾き調整で、石段を真っ直ぐにし、真ん中の鎖に合わせて水平に傾け
ます。
インスタグラムのさまざまな編集機能をフルに活用してオシャレにした写真を
アップしてみると、早速、フォロワーからコメントをいただきました。
こんなインスタグラマーたちですが、どうやってお金を稼いでいるのか?
パンケーキ店を出たファッション系インスタグラマーさんが次に向かったのは、
渋谷駅からほど近い、貸し会議室。
こんなところで、一体、何をするのでしょうか?
“今回、化粧品の案件で送っていただいた商品を、いかに可愛く撮ろうかなと
思っています”
“結構、指示書の内容がいろいろ書いてあったので、キレイに内容通りに
撮れるようにと考えています…”
この場所に来たのは、化粧品会社からの依頼を受けた、商品撮影のため。
インスタグラマーたちは、こうした商品をオシャレに撮影してインスタに投稿し、
自身のフォロワーに紹介する事で、企業から収入を得ているのです。
では、彼女の1カ月の収入は、一体、どのくらいなのか?
“例えば、現在、フォロワーが3.2万人いるので、相場的に1フォロワーあたり
1円くらいの計算で、月に10本やったら、20~30万円ぐらいかな…”
だからこそ、フォロワーを増やす活動は大切!
でも、インスタグラマーって、どうやってフォロワーを増やしているのか?
商品撮影の後、原宿に異動した彼女は、一体、何をするのでしょうか?
“この後は、レセプションに招待してもらったので、今夜は3つパーティーに
行かなきゃいけないんです…”
なんと、この日は、パーティーを3軒ハシゴ!
パーティーに参加する事は、インスタグラマーとしてのブランド力を高め、
フォロワー獲得にも繋がるのだそうです。
①有名ファッションブランドのオープン記念レセプション
②大手スポーツブランドのイベント
③代官山のレストランのイベント
彼女は休む間もなく、次々と会場を移動し、ようやくこの日は終了。
ただ単に、写真を投稿するだけじゃなく、自分のブランド力を上げるため、
こんなに活動していたなんて、インスタグラマーって、なかなか大変!
自身のブランディング活動は、早朝から始まることも…。
ハワイを筆頭に、さまざまなリゾート地を旅し、女性が憧れるラグジュアリーな
旅の写真が人気。
フォロワー数約3万3000人もいる、トラベル系のインスタグラマーさん。
それにしても、朝の7時30分という早朝の銀座で、何をするのでしょうか?
“今日は、今から写真を撮りに行きます”
やって来たのは、世界一の朝食で有名なお店。
この日は、開店前の店内で、この夏おすすめのパワーサラダの撮影。
撮影するのは、12種類の野菜がとれるブレックファーストサラダと、パッション
フルーツのジュース。
デジイチのカメラをカバンの中から取り出すと、すぐに撮影開始!
色々な角度から撮ったり、自分の手を入れ込んだパターンも撮影。
“朝食でサラダなので、仕事してる感じも入れたい…”
そう言ってカバンの中から取り出したのは、商品撮影の時には、いつも持ち
歩いているパソコン、雑誌、手帳、小物などを小道具として使用しているそう。
女性ウケする小道具で、食事風景もオシャレな空間に演出する。
さらに、撮影のための洋書や海外の雑誌まで持ち歩くほど。
これが、彼女流、オシャレ女子のフォロワーを増やすテクニックだそう。
こうしたインスタグラマーの動向は、経済ジャーナリストたちも注目していると
いいます。
“サービス・商品を宣伝したい企業に対して、そういう影響力を持っている
インスタグラマーを紹介してあげるという仲介ビジネスも出て来ています”
“どんどんインスタグラムを使ったビジネスが、多層的になって、奥行きが
広がって来ています”
経済ジャーナリストが言うように、最近ではインスタグラマーを使ったブツ撮り
出張サービスが流行っているのだとか…。
ブツ撮りとは、企業の商品を撮影すること。
これまで、プロカメラマンに頼んでいたのを、人気のインスタグラマーが撮影。
その理由は?
“プロのカメラマンだと男性が多いのですが、インスタグラマーは女性が多い
ので、女性に対して共感する写真を撮影できる事がポイントです”
今回、ブツ撮りする商品は、ティーバッグ。
と、いう事で、スイーツ系の写真が得意なインスタグラマーさんが撮影。
紅茶の周囲を手作りスイーツで彩り、いわゆるインスタ映えする空間を作り、
女性ウケを狙います。
さまざまなビジネス展開を見せる、インスタグラム。
次に、インスタグラムの変わったイベントがあると聞き、六本木ヒルズにやって
来たリポーター。
会場に入ると、そこにいるのは、学生ばかり…。
イベントの内容を聞いてみると、インスタ就活という、フォロワーの多い就活生
だけが参加できるイベントなのだそう。
このインスタ就活イベントの参加資格は、フォロワー数1500人以上の学生
のみ!
何でも、ここ最近、企業によっては、インスタのフォロワー数が多いと採用に
有利だというケースもあるようです。
そのため、このイベントでは、フォロワー数が多いというメリットをいかに有効
利用するかの具体的なアドバイスをしているそうです。
それにしても、フォロワー数が多いと、なぜ、就職活動に有利なのか?
主催者は、言う。
“フォロワー数が多い人は、情報を見つけて来るアンテナの高さ、情報を
見つけて来て自分なりにそしゃくして、それをアウトプットするそしゃく力…”
“さらにそれを良しと思ってくれる人が見に来てくれる波及力みたいなもの”
“この一連の流れがフォロワー数をたくさん持っている人の特徴じゃないかと
思っています”
“だから、フォロワー数が多い人の方が採用ターゲットに近いという事で
集まってもらっています”
今や1つの肩書きとして成立し始めている、インスタグラマー。
あなたは、どう思いますか?
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