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今や世界6大マラソンの1つとして高い人気を誇る東京マラソンの舞台裏

FC2 トラックバックテーマ:「あなたが怒ったとき、何をしたら機嫌が良くなりますか?」
2020年3月。明るいニュースが飛び込んで来た。東京マラソンで日本新記録。

新型コロナウイルスが広がり始め、誰もが不安に包まれる中、勇気を与えて
くれた。 しかし、その裏で、異例の事態が起きていた。

市民ランナーの参加が中止されたのだ。 本来なら3万人もの市民ランナーが
封鎖された首都の道路を埋め尽くすはずだった。

街なかに、こだまする歓喜と熱気。 2007年、数々の難題を乗り越え、初開催
された東京マラソン。

その知られざる誕生の舞台裏と、駆け抜けた人々の思いに迫る!

運命の分岐点は、2007年2月18日。 東京マラソンが、初めて開催された日
です。 新宿・都庁前からスタートし、東京タワー・銀座・浅草と東京の中心部を
駆け抜け、ゴールは臨海副都心。

このビッグプロジェクト今では、すっかり風物詩になりましたが、当初は首都の
大封鎖は、もってのほか!と、猛反対の嵐が吹き荒れていました。

この難題に挑んだ人物が第1の視点、東京都の職員で、マラソン経験のない
素人でした。 そんな彼が、反対する人々をどう説得し、解決して行ったのか?

実は解決の糸口は、地下にありました。批判にさらされながらも、前代未聞の
ビッグプロジェクトを実現させた男のアナザーストーリー。

事の発端は、あの男の、ひと言だった。 当時の東京都知事だ。

“世界に通用する、いわゆる大都市マラソンを、アジアで初めて実施する事を
考えて来ました。 参加するランナーの数は、最低、まぁ… 3万人以上…”

この宣言が、東京中を巻き込む事になる。 都知事、肝煎りのプロジェクトを
任されたのが、東京都の職員だった。 それまでの担当は、学校教育。

突然の人事異動だったという。 “正直言って本当、面くらったって感じですね”

マラソンには、興味があったのだろうか?

“マラソンのマの字も分からない、トーシロー(素人)がっていう感じでしたね…
心臓に、ああいうのはね、ちょっとね、過激なスポーツは、ちょっと…”

全くの門外漢だった! そんな男が、一体、どうやって実現に導いたのか?

2003年12月、彼は動き出す。 まず、ワラをもつかむ思いで、マラソン大会の
つくり方を記した本を探し始めた。 あるはずが、なかった。

そのうえ、ある資料を見つけ、途方に暮れた。 海外で人気を博している、5大
マラソンの写真だ。 (ニューヨーク・シティ・マラソン大会)

とてつもない数のランナーに圧倒された。 これを東京で?

ろうばいする彼。 更に… “1番、えっ?と思ったのが、日本陸上競技連盟に
マラソンとかコースをつくる専門の方がいると思っていた。 日本陸連さんと
一緒にやれば、まぁ、私たちは、そのバックアップして行けばという風に思って
いたのですけれど、日本陸連の方に聞くと… そんなマラソンをつくる専門家
なんていないと言われて、それは主催したい自治体が自分たちで考えるもの
ですよという風に言われて… あ然とさせて頂きましたけどね…ほんとに…”

東京都職員自身が、コースを1からつくるしかなかった。 しかし、どうやって?

“しっかりと言っておきたいのですけども当時、地図のアプリはグーグルだとか
無いので、ひたすら紙の地図を買って来て、そこにその縮刷と合う42.195キロ
の糸を作りまして… 東京で42.195キロ、どっか出来ないかなぁ…という事で
やると、結構、東京からいつの間にか東京湾まで行っちゃったりとかね…海の
上で、やらなくちゃいけなくなったりとか…”

しかも、さまざまな制約があった。 当時の都知事が厳命したのは、経済効果。

東京の魅力をPRできるよう、観光名所を、数多く取り入れねばならなかった。

レインボーブリッジを封鎖し、スタート地点にしたいとも言われていた。 

一方で警視庁からは、混乱を引き起こさぬよう車や歩行者の交通を遮るなと
クギを刺された。 陸連からは、記録が狙える急カーブやアップダウンの少ない
コースにしてほしいと言われる。 三者三様の要望に、職員は頭を抱えた。

地図だけ見ていても仕方ない。そこでママチャリにまたがり、東京中の道路を
くまなく調べ始めたのだ。

“自転車ではかると、坂が1番、よく感じるのですよね。 特に疲れて来ると。
下ってるのか、ちょっと上ってるのか。 多摩川と荒川の間の主要幹線道路は
だいたい自転車で見て回った”

1日30キロ。 交通量の多さや、う回路までも調べ上げた。

“夏場だと、すごい脱水症状起こすぐらいに喉が渇くし、結構、職務質問にも
あったりとかね。 あ、このコースだと、ここが景色がいいなぁと思って写真パチ
パチ撮ってると、警察官の方が、すぐ側に寄って来たりとか…”

こうして身を粉にして、つくり上げたマラソンのコース案を警視庁に提出する。

コースの目玉は、銀座。 ところが…。

“警察は、もう絶対、初めはホントに冗談じゃないっていう。 きつく、やり取り。
こんな所、出来るわけねぇじゃねぇか!とかって、結構、警察に言われたりな
んかして、やっていたのですけど。 20案とか30案ぐらいコースって、つくった
のですよ”  フィニッシュ地点を、東京駅前にする案も考えた。

だが、巨大な駅の目の前を規制する事は、利用者への影響が計り知れないと
却下された。 では、一体、どうすればいいのか?

ママチャリでの調査は50回を超え、2年以上も続いた。 諦めない東京都の
職員に、警視庁は、解決の糸口となるアイデアを、ほのめかした。

“東京は、地下鉄がすごく発達しているので… 絶対に地下鉄は利用すべき
という風に言われて…”

地下鉄。 職員は、都心の交通を支える、地下の巨大ネットワークのメリットを
見落としていた。 道路が交通規制されても、歩行者は地下鉄の出入り口から
地下道を通って横断できる。

銀座の交差点には、いくつもの出入り口があり、歩行者の移動を止めずに
済むのだ。 これは、職員が警視庁に提出した、最終案のコース資料だ。

都庁前の大江戸線から始まり、地下鉄を乗り継ぐように進んで行く。 実に8割
以上が、地下鉄の上を走っている。

更に車に関しても、立体交差を活用し、交通への影響を最小限に抑えた。

ようやく、コースのメドは立った! だが、次なる問題が待ち構えていた!

コース沿道の住民への説得。 道路が遮断され、多大な影響が出る。

説明会を開き、観光PRに役立つと訴えたが…。

“冗談じゃない。何で走る人の為に私たちが犠牲にならなきゃいけないんだ”

当時、マラソンといえば、陸上選手の競技レースというイメージが強く、一般
には縁遠かった。 特に懸案の場所があった。 浅草だ。

雷門を右にグルッと曲がって、都心に戻る事になっていた。 商店街の一帯が
囲まれるのだ。孤島となり長時間道路が封鎖される。多くの店主が困惑した。

“ホントに私なんかは、やぶから棒ですよね。グルッと囲われて、抜き差しなら
ないという事になると、ちょっと出ようと思っても、もう向こう側に渡れない”

道路が封鎖されれば、客足は減る。 多くの店から、反対の声が上がった。

“当日は営業をやめようかなというお店も、事実ありました。 うちの商店街は
半々ぐらいだったんじゃないですかね”

職員のもとには、他にも各所からクレームが殺到した。 日々、スタッフ全員で
頭を下げ続けた。 そんな職員を支える男が現れる。

当時、東京マラソン事務局の広報部長となった人物だ。 東京都の職員と
初めて会った時の事を、こう語る。

“はじめましてと、私が職員に挨拶を、初めて会った時に言ったのに、初めて
じゃないのよと言われたから、えっ、何で?初めてですよと言ったら、ほらって
言って、僕が書いた企画書に赤線を、いっぱい書いてある。 頂いた時、私、
涙が出るほど嬉しかったです”

これは、元広報部長が書いた、マラソンの企画書。 (2002年)

職員は、さまざまなルートを通して上がって来た企画書を、くまなく読み込んで
いた。 そこに、注目すべき言葉が書かれていた。

‘大衆スポーツの夜明けだと思います。スポーツとはエリートだけのモノでなく
全ての人が受け入れられるものを持った、文化の1つであると信じています’

元広報部長のこの信念は仕事で8年暮らしたアメリカでの体験に根ざしていた。

“体育スポーツが、エリートのためのものであるような感じがあったのですが、
コロラドに住んでみて、いやそうじゃなくて、太ってる人も痩せてる人も万人が
走ってるのだなと。 ホントに早起きして、朝走って、早く仕事も終わって、また
走って、夕方からビール飲んでるという、その姿を見た時に、これは日本じゃ
ないなと。 でも、こういう世界が日本で出来たら、すごくいいよなという風な
思いが、ずーっと、フツフツとありましたね”

元広報部長の加入以降、大会は、一部のマラソン愛好家や経済効果をねらう
ためだけのモノでなく、誰もが楽しめるイベントだと強くアピールする流れとなる。

情熱家の援護を受け、愚直な男は粘り強い説得を続けた。 浅草の商店主
たちも、その思いに応えた。

“昔から言われているようには、馬には乗ってみよ、人には添うてみよという
ような、ことわざがあるように、やっぱり、やらないで、とやかく言うよりも、
やって、良いか悪かったか、それでも遅くないのではないですか…”

コースは決まった! だが、もう1つ大きな難題が残されていた!

マラソンの制限時間だ。 市民マラソンの多くは5時間。 これに対し職員たちは
7時間を主張。 警視庁が、その案に強い難色を示した。

東京都の職員 “5時間の大会だと、マラソンの愛好家のための大会になって
しまうのです。 そうすると、あくまでも特殊な人たちだけの大会。 ところが、
7時間になると、道路を規制されている住民も大会に参加しようと思えば参加
できる。 要するに、みんなが参加できる大会になる。やはり、どうしても7時間
というのは譲れないというのが1個あります。 ただ、そうは言っても、警察的に
というと、それは君たちの勝手な考え方だという話しで…”

制限時間を5時間に設定すると、9000人が脱落すると予想された。
(東京マラソン参加人数30,000人 → 9000人が脱落)

そこで職員は、実証的なデータを持ち出して交渉を続けた。

“9000人をバスでフィニッシュ地点まで持って来なくてはいけないわけですよ。
途中でリタイアしてしまってるから。 そうすると、バス何台必要なのかなという
そういう計算をして頂くと…”  60人乗りで、150台必要になる。

“東京の、ど真ん中に、どこに止めておけるのですかね?と。 それだったらば
ずっと最後まで7時間かけて行かさせた方が、交通の負荷も少ないのでは
ないのですか?というような話は、させては頂いて、少しは納得はして頂いた
感じはありますけれど…”

更に、ダメ押しとなる一手を打つ。 警視庁交通部の面々と共に、ニューヨーク
シティマラソンを視察したのた。

一行は街中を覆い尽くす圧倒的な熱気に包まれた。コース沿道の市民たちは
自分たちが主役とばかりに、選手と一丸になって楽しんでいた。

街を挙げてのフェスティバルだった。 巨大都市ながら混乱なく運営がされて
いた事も驚きだった。

“まずは、出来るのだなという事を分かって頂いたという。 こういう大都市で
マラソン大会というのは、成立しうるのだなという”

東京都の職員の粘りが勝った! 警視庁がゴーサインを出した!

2006年6月。 数々の難題を乗り越え、東京マラソンの募集が始まった。

コースは都庁前をスタートし、観光スポットを次々と巡る。 大都市東京の魅力
と歴史が詰まっている。 浅草のホテルに勤める、ランナー仲間の2人。

せっかくの機会だからと申し込み、当選した。

“浅草がコースの中に入っているという事が、1番ありがたい”
“やった!という気持ちと同時に、非常に複雑な気持ちというか、42キロという
のは、とてつもない距離なので、あぁ、これから練習しなくてはいけないなと”

予想をはるかに超える、7万人以上が申し込みを行った。

そして迎えた、2007年2月18日。 3万人のランナーがスタート地点に立った。

みんな興奮し、歓声が響き渡った。 ところが、あの東京都職員は…。

“何が起きるか分からないというので、怖かったですね。 うまく行くかどうかと
いうのが… 確かにスタートした瞬間は一瞬、嬉しかったですね。 ただ、これ
から始まるのだという恐怖感の方がありますね…”



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